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11 :
不二周助
2012/06/17 04:18
案外体は正直で瞼の重さに耐え兼ね早めにおやすみを伝えさせて貰ったら…こんな真夜中に意識が浮上して少し目が冴えた。
何とはなしにここにやって来てページを開き彼の筆跡を一通り辿って満足した僕はこうしてまた日常を綴りながら眠りの舟の次の便を待つ。
よくあるパターンなんだ。
大抵それは明け方でベランダに出て生まれたての空の清らかな空気で胸を満たしてからペンを取る。
今回は深夜。…午前3時半。昨日と今日の境界線が曖昧な時間。
夜明けに向けて空気が浄化されていく音が聞こえる様な空間でのんびりと取り留めなくペンを歩かせるのも悪くない。
ああ、そう言えばこんな時間まで手塚と話し込んだ日もあったな…。ぐずる僕を手塚が宥めてくれてたんだっけ。
とんでもないじゃじゃ馬だと我ながら呆れつつ今となればいい思い出だ。手塚の優しさはこの時からずっと変わらないな…
更に数年後の僕は今の僕が…僕たちがどんな風に見えているんだろう。楽しみだな。
*
前出のストラップを一緒に付けた。また揃いの物が増えたね。携帯を見る度にラケットのストラップと一緒に揺れるそれに彼をまた一層感じられる。
そろそろ眠りの舟が来るみたいだ。
行き先は手塚と同じ夢。
愛しい心配性の僕の伴侶、すぐ戻るから待ってて。
画像(jpg) 100.6KB
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