この所、以前と同じ様に僕が手塚を待つサイクルに切り替わっている。
待つ時間の長さを忘れかけていた僕は手塚が毎日僕を待ってくれていた日々を今思う。
プロを目指す彼が成功を手にすればきっと今よりも2人が寄り添える時間はなくなるだろう。
その時僕は笑っているだろうか。
愛する者の喜びを共に感じ、一番の味方になり、温かく疲れを癒やせる存在になれているだろうか。
きっと…寂しい事は絶対で当たり前だと思う。一緒に笑う物質的な時間が経るのだから。
…だからこそ。
誰より輝いたプロになって欲しい。
僕が一番のファンだから。
一番のファンが沢山笑顔で居られる様に誰より輝いていて欲しい。
それが僕の願い。