ちょっとした手違いで僕の冊子が手塚の上に来てしまった…。
まあ…たまにはいいんじゃないかな。
ずっと彼の冊子が僕の冊子を包む様に覆ってくれていたのだから、今はこうして僕が彼の冊子を守ろう。
6月8日
これは僕たちにとってかけがえの無い、僕にとって一生忘れよう筈の無い日。
僕が手塚国光に1年で一番感謝をする日。
僕が僕である意味を…存在する意義をくれた日。
手塚が僕を見付けてくれたあの日から4年。
僕は今だってずっと先だって…この世の役目を終えるまでは、この日を宝物の様に生きて行くのだろう。
同じ時を過ごす日のカウントはその嵩を増さず針を止めたままだとしても、僕はいつだって……毎日手塚と共にある。1日たりとも心を寄り添わせない日は無い。
1日たりとも心に手塚が居ない日は無い。
そして今年のこの日も溢れんばかりの『ありがとう』を抱えて僕を彼が見付けてくれたあの日を想うんだ。
2013年6月8日
4周年
結婚3周年
僕はここに居る。どこにも行かない。