日記一覧
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愛性≒過多想い
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11 :
白石蔵ノ介
2012/07/13 18:32
> 去年の14日、
何の奇遇なンか否かは解らへんけど、其ン華、――御前の“Key”を添えられて手向けられたン憶えとる。
其れは今もアルバムの一枚ン中や。
憶えとるも何も、
御前から手向けられた“モノ”を、“言詞”を、俺が忘れる訳無いやろ、阿呆。
今年も山百合の華を魅せて呉れておおきに、最愛。
御前が手向けて呉れよる四季を彩る華、
――其れを視る度に、去年の“今頃”を思い出す。
( 其ンで、御前と斯う為て未だ猶、寄り添っとる事を実感為るンや。 )
>>>
最愛が必ず呉れる“只今、”て言詞。
“御早よ”
“御休み”
“只今”
“御帰り”
…此の何気無い常套句すら、最愛と重ねれば特別な言詞に変わる。
其ない何気無い言詞すら愛しいなン、―…なァ。
もう直、最愛と添って17ヶ月。
好え加減落ち着けっちゅう話やけど、日を重ねる毎に“慕情”は募る一方。
――…吁、今日も好き過ぎて好き。
愛し過ぎて、…愛しとる。
>>>
最愛の紡ぐ寂寥の聲に応えたいンは、山々。
行かンで、寂しい、…――最愛の舌が奏でる此ン単語を訊く度に、
心臓が締め付けられる“錯覚”を得る。
俺が逆の立場やったら屹度、気が狂れてまうンは目に見えとるンに。
――如何い仕様も無い。
千歳が無理矢理の笑顔取り繕うて、
俺を心配為せン様に、
心地好く家を出られる様に、
快く送り出そうと為て呉れとるンは良う解ってんねん。
無理為せてもうとる事も。
御免、な。
其れ以上に――…、有難う。
>>>
なァ、
――…愛しとる、千里。
( 御前ン熱でホンマに蕩けて溶けて仕舞えたら何ンだけ倖せやろ、なァ。 )
( …然したら御前から離れる事も無いんに、 )
( 其ないな幻想に、――…惑う。 )
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