無機物に嫉妬為過ぎちまって、面倒臭か男に成り下がっとる。
――…御前ン好いとうモンは好きで居りたかばってン、其ン心ば奪っとる事ば知る度に此ン心臓は嫉妬に狂っちまう事の情け無か。
其処迄束縛為ちまって、口ば出して良か訳無か事は解っとうとに、な。
ほんなこつ、情け無か、



其いが原因で朝から心地好う無か想いば為せちまって、…又、申し訳無か。
こぎゃん重か男やけン、愛しか御前ば潰しちまう前に離してやった方が良か事も重々解っとる。
ばってン、…御前ン存在ば失っちまったら、生きる意味も見出せン。
――…御前だけが俺ン存在為る意味、
他なン、…必要無か。


唯只管、御前だけに焦がれとる。




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俺も最愛以外に趣味、？ば見付けにゃン、ち事で某知り合いに相談為とる。

天の邪鬼ン俺が好きそうなモンば見繕って呉れよらすごたる、…有り難か。
――…嫁ン御前に愛想ば尽かされンごつ、気張らにゃイカン、な。