> 千歳と添うて二年三ヶ月、
――…あっと云う間やったなァ。
久々に書く日記ン冒頭が此れって如何いなんって話やけど。(笑)


否、地味に浸りたい時て有るやンか。


例えば御前ン帰宅を待っとる時。
…早よ帰って来ンかな、て一足先にベットん中占領して。
鼻先を香る最愛の残り香を寝枕に為て、今迄の記憶を辿る。

例えば御前と喧嘩為た時、
――…御前ン聲を待っとる時。
二年三ヶ月分の、俺等が築いて来た記憶っちゅう名の“至福”に浸る。


ほンで決まって何時も、
> めっちゃ好きやなァ、
が俺の終着点。

何年経とうが俺は御前に夢中なンやろな。
…今現在進行形で、御前への熱量は留まる事を知らん。
寧ろ日々深く成る一方。



何時ン成ったら落ち着くんやろ。
二年経ったら少しは落ち着くンちゃうかて思うてたけど、――…あかん、なァ。





月日を重ねる度に、最愛への想いも深ァ成る。





>>>





俺が大キライな単語、ちゅうか物。
# コンドーム。

千歳と俺を阻む彼の薄いゴムが嫌いや。
ゴムの癖に生意気やろ、
俺と千歳の絶頂熱を隔てるンやで。
邪魔為るンやで。
去 ね。




>>>





千歳から、千歳直々のバトンっちゅうか質問欄貰うたンやけど。
此処で遣ろかな、て。
日記で遣って呉れたら嬉しい！的な事云うてたし、
御前が如何に恥ずかしい奴か自覚為て貰おう的な意味も含めて。



せやけど何回眺めても千歳直々質問集、…――答 え 難 い わ ！
羞恥的な意味で。





>>>





千歳、―…ちとせ、
俺あかんねん。
御前ン舌が、彼ン単語紡ぐだけで泣きそうに成る。
其ン位嫌い。

ダイッキライ。



同時に再実感。
――…俺は相当御前に惚れ込んどるンやなァ。
御前の言葉、行動に一喜一憂為てまう。





…未だ猶。