chapter 1.きれいだね 「首をさわられていると暖かくて、なんだか安心するよ。」 「そう?でもさ、俺が今この手にぎゅっと力を入れれば、幸村くん死んじゃうんだよ。」 「へぇ。じゃあやってみせてよ。」 白い首と鎖骨を撫でる。たまに首をつかむ手に弱く力を入れてみる(まぁ俺は幸村に限ってはヘタレだし根性無しなのです)鎖骨を甘噛みする。その行為をくりかえす。小さくあえぐ。あえぐ。あえぐ。あえぐ。 (あぁ好きだこの首が好きだずっと触っていたいずっと撫でていたい一回でいいから思いっきり力を入れて締めてみたいその時の幸村くんの顔が見たい出来ればだらしなくよだれを垂らして命乞いをして欲しいあぁあもうとてつもなく好きだ好きだ好きだ好きだ) 不健全な土曜日の朝、でした。 |