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Schwarz und blau
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466 :
跡部景吾
2011/08/02 22:32
気づけば８月。
実はこの間あいつと少し話し合いをした。
中身は全然嬉しい内容でもなかったが、全然話してくれねぇのが少しでも話してくれた訳だから、それがすげえ嬉しかった。
全部を吐き出してくれただなんて自惚れたりはしない。だが少しでも話す事で楽になれると俺は思うから、少しはあいつもそうだといい。
俺達はきっと、いや、…もう、前みたいな関係には戻れない。
それはあいつの思う所が行き着く結果だから、それならば仕方ないんだと自分の中で100％納得した訳じゃねぇけど、思うようには、なった。
俺が跡部景吾である限り、
あいつが“忍足侑士”である限り、俺達に未来はないのだという事。
きっかけは確かに姿形で求めた。
でもな？
この世界で同じ名前、姿の奴は沢山いても、中身が、心があいつである事に意味があるし、だからこそこんなにも必要だと感じ、愛しく思うんだ。
それをあいつに伝えたけど、どこまで伝わったかは分からねぇ。
日記も、好きにしていいと言われたし恐らく書く気も開く気もないという事だろうが…
せっかくここまできたし、変わらず書いていく事にする。
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