日記一覧
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480 :忍足侑士
2011/12/19 02:10

まだ日記続けてたんやな。
ちょっと、驚いた。

メールありがとな。
こんな俺でも心配してくれる奴が居るんやって、嬉しかった。
お前には、返信の温度があらへんように感じたみたいやけど。
その言葉を見て、ああ俺達はすれ違いばっかりやなって改めて感じたわ。
色々な糸や意図がぐちゃぐちゃに絡まり合って、きっともう解けない。

俺はお前に、愛し愛されることの幸せを知って欲しかった。
自分が愛される存在やってわかって欲しかったんや。
せやけどお前はいつまでも自分を卑下したままで、俺の愛じゃお前は満たせへんって勝手に傷付いて、それを言えばお前はまた自分を責めるやろうからって勝手に溜め込んで、段々苦しくなった。

お前が俺を一途に健気に愛してくれるのは、今までちゃんと愛されて来なかったお前に、俺が刷り込みしたからやって悩んだりもした。

俺はお前が思うほど出来た人間やなかったし、お前を本当の意味で幸せにすることは多分何年かかっても無理やったと思う。

忘れてくれ、とは言わへんし、言えへん。
せやけど、お前には前を向いて欲しいんや。
俺とやなくてもお前は幸せになれるし、愛される。

いつか、お前から、幸せになったって聞きたいんや。
俺の、我儘かもしれへんけど。

もう、俺なんか追いかける価値あらへんで?
情けなくて、ろくでなしで、甲斐性もなくて、お前を不安にさせてばっかりやった俺のことなんか。


なぁ、景吾。
愛してるから。
幸せになってや。



___
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479 :跡部景吾
2011/12/14 02:44



どれだけ頭で忘れようとしても心がそれを拒み続けている毎日。
じくじくと痛む。
傷口があるのならばきっと、化膿している。


だめだと分かっていても、抑え切れずにあいつへ手紙を飛ばした。
意外にもあいつから反応があって驚いた。
相変わらず律儀で、
でも何にも温度を感じない、何の気も孕まない言葉がほんの少し。
色々通り越したのか、少し笑えた。


平気なんじゃない。
麻痺しただけだ。
ならば何故じくじくと痛む…?


あいつは俺に、もう無関心なのにな。
残り21ページで、何か変わるのだろうか…



元気そうでよかった

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478 :跡部景吾
2011/11/21 16:33



どうでもいいが舌が火傷でひりひり痛む。
猫舌な癖に熱い紅茶に口をつけたせいだな…。


今日は少し気分がいい。
秋らしく暗闇へと足早に変わる外は、妙に落ち着く。
この時間が一番寂しく、一番好きだ。
外に出て、違う空気でも吸いたい。


さて、散歩にでも出掛けるか…。



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477 :跡部景吾
2011/11/19 18:35



一ヶ月が経った。

昨日だか一昨日だか、空を見るのを止めた。

いつからかわからないが気付くと、もしかしたら、なんて期待もしなくなっていた。

期待なんてしない。
希望も持たない。


これでいい。


この日記が終わる頃、俺はいくつのことを諦められているだろう。


妙に落ち着いて、心が凪いでいるようだ。
あるいは、もう全てを諦められたのだろうか…

なんて。



ただこの街に沢山の幸せそうな姿を見て、良かったなって笑える俺がいる。
一人一人がそのまま寄り添って、ずっと笑顔でいてくれりゃいい、な。



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476 :跡部景吾
2011/11/16 08:58



今日も快晴。
俺のそれよりも遥かに澄み渡った空の色は、まるで皮肉だ。


思い出に生きるなんて感傷じみた時間をまさか自分の中に刻むとはな。


何も手につかない。


約一ヶ月でガクンと落ちた体重。
そりゃそうか。
食欲なんざねぇし、
眠さもあまり訪れなくなった。


だめだな…。


こんなに脆弱だったのかと自分に嫌気がさす。


かといって慣れようとも忘れようとも思えねぇのは、腹が決まってるからだな。







>『幸せになってや、』
こえがこだまする。

他の誰かと、なんて、ムリなんだよ。

ナァ、




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475 :跡部景吾
2011/11/13 15:51



ただぼんやり空を眺める毎日が続く。


2011年10月19日

俺と忍足は無関係になった。


あいつは、俺をまた待たせた事を、約束を守れなかったと言い。
何も言わない、怒らない俺に期待されてないと落ち込むと言い、
許される事が苦しいと言い。
信じられなくしたのは自分だと、言い。
憎めと、言った。


待つのは、ただひたすらにあいつを恋い慕う気持ちがあったから。
何も言わないのは、怒らないのは、あいつが自分を犠牲にして、大切なものを守ろうとしているのを知っていたから。
許すのは、それすらもあいつを形作る一部だと受け入れていたつもりだったから。
信じられなくなんて、なってなかった。


憎める訳なんてない。


憎め、だなんて。
忘れないでくれって言ってるようなもんだろう?


思い出全てを黒く塗り潰しいつまでも負の感情を向けさせること、あいつが本心で望むなんて俺には考えられねぇ。


俺は、

俺には、塗り潰したりは出来ない。
どれも大切で、唯一で。
この両手からこぼれ落ちねぇように、壊れちまわねぇように抱えるのが精一杯だ。

会いたいと、言うのは困らせるだけだった。
好きだと言えなかったのは、苦しめると思っていたから。
けれど、
どの選択肢をどの道で選んでいても、結果はきっと同じだった。
いくら足掻いても、きっと変えられなかった。


あいつの言葉の端々に、ただそれだけを感じた。
もう、どれだけ優しい言葉にも、それは上辺だけだと、
…あいつに俺を想う気持ちが一欠けらもねぇことを、感じた。

疲れたと
待たなくていいと言われて初めて、受け入れざるを得ないと 手を離した。


忍足侑士は、もういない。


いないんだ。



それでも俺はここにまだいて、いつかあいつが例えたこの瞳と同じ空を見上げている。





今まで、俺と忍足の日記を読んでくれてたこの街の人に、御礼を伝えたい。
ありがとう。


せめて最後のページまでは書きてぇとは思ってる。
それが俺のけじめで、あいつへの思いもそれで区切りがつけられるんじゃねぇかと、…そんな事を思いながら。
俺一人になるが、500ページまでお付き合い願えれば幸いだ。





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474 :跡部景吾
2011/10/17 11:50




最後の日記からもう一月経ってたんだな…


侑士は相変わらず忙しいみてぇで、この一ヶ月で話したのも5・6回。
ゼロじゃねぇだけで十分嬉しい。


誕生日は…、まぁ、お互いの誕生日とも会ってねぇ。

けど別にそれが不満とかじゃねぇし、むしろ俺が祝ってもいいのか考えて考えて、結果心の中だけでおめでとうと呟くに至った。
迷惑掛けたくはねぇしな。




#いてくれるだけで、いいんだよ。例えばそれが隣じゃなくても。

#他には何も望まない。




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473 :跡部景吾
2011/09/18 10:45
あいつは今忙しかったり、苦しかったりしてるんだろうな…


気づけば五日くらい何の言葉も交わしていない。


でもまぁ、催促はしねぇって一度離れた時決めたから、このまま何も言わず、動かず、じっとしてるつもりだ。

心配だ、なんて言えば気を使わせるしな。
だからいい。

ずっと続く暑さの中無理したりしてねぇといいが…
侑士だって頑張ってるんだ。分かってる。分かってるけど、黙ってるだけで、本当は寂しい。会いたい。
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472 :跡部景吾
2011/09/10 02:55


侑士はもう眠っただろうか。
それともまだ頑張っているんだろうか。

無理してなきゃいいが…



戻ってまだ数日。
けどこの数日、会えなかったひと月を…すれ違ったままだった気持ちを抱えていたそれ以上の時間を埋めるには十分の優しさと、言葉と、気持ちを。
あいつは注いでくれる。

一度は全部失ったが、今はまた同じ侑士という存在がその空虚を埋めてくれる。

それが嬉しくて、幸せで。


ただ、あいつに時間や体力的な面で無理をさせてねぇかも同時に心配だ。


あいつが…


侑士が、今日もちゃんと眠れてりゃいいが…。



>私信
#天雫銀月の俺へ

私信ありがとう。
俺もあいつがこの日記に戻ってきたかは正確にはわからないが…、
ひとまず、また付き合っていける事を選んでくれたから、これからはまた前みたいな日記を書いていくつもりだ。
ありがとう。




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471 :跡部景吾
2011/09/06 23:22



『ただいま』


『おかえり』


また言える奇跡。
そして隣のページにまさかの侑士登場。
驚いた。


間違い説とか、知らない奴のいたずら説とか俺の中で浮上するくらいの驚きだ。


嬉しい。
すげぇ嬉しい。



少しでも長く、この幸せが続けばいい。





正直、どこまでがあいつの苦痛にならないかが気になって、俺から抱き着いたりだとかキスしたりだとかはまだ出来ねぇけど…
侑士が嫌だと感じないよう、出来るだけ距離感は大事にする。

あ、また名前で呼んでいいって言われたのが嬉しかった。
嬉しい尽くしでどうしたらいいかわからない…(悶)


この日記もタイムリミットじゃなくなったんだもんな…


あぁ…俺らしくねぇ、顔が緩みっぱなしだ…




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