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442 :手塚国光
2012/02/15 23:19
久しぶりに上がる不二との日記はここ最近ずっと続いている2人の幸せについて語ろうと思う。…幸せだと改めて話したのはどれくらいのことだったか。新年を明けてから今日に至るまで暫く、2人の愛を確かめるように幸せを実感している日々。時には俺たちだけに訪れるタイミングで、自分たちに交わす言葉の中で。やはり一番は言葉の中で感じた2人の愛情だろうか。好きだと愛してると伝える言葉は勿論のこと、素直に感じる心からの思いを不二に伝えてみれば此方まで嬉しくなるほどに不二は喜びの表情を見せてくれるのだ。それがどんなに幸せなことか。胸が締め付けられる痛みに襲われる。けれどその痛みは暖かく何処か心地良いことも知っている。不二と出逢っていなければ知らなかった痛みで、苦しいだけが痛みなのではないと不二から教えてもらった。幸せな痛みとはこんなに心が満たされるものなのだと不二の愛から教わったものだ。…本当に、何処から話せば良いのか分からないほどに度重なる幸せに溺れそうになっている。

お互いに支え合い生きていることを改めて実感した時は、以前に感じた時よりも深い繋がりを感じた。転機を迎える不二の歩む道。例え不二がどの道を行こうとも俺は必ず不二の隣に居るから。それだけで不二の支えになれるならいくらでも、いつだって隣に居る。またそれは逆も然りで不二が居なくては俺は俺で居られなくなりそうなのだ。俺の中の不二の存在は確実に日々の中で大きくなっている。俺にとって魂の半分とも言える不二が居なくなったとしたら、…―けれどその心配も不二との会話の中で杞憂に終わった。長い時間を掛けて魂と共に同じ運命を歩んでいる俺たちの愛は宇宙のように広がり続け際限は無いのだと。先の見えない未来。普通ならば不安なイメージを持たれる言葉だが俺たちにとっては違う。2人の愛の連鎖は当の俺たちですら分からないほどに止まることを知らない、日々絶え間なくその空間を広げる宇宙のようなものなのだと。…それならば"先の見えない"未来も悪くない。そこに2人の幸せがあるのなら。

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