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管弦
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14 :
千石清純
2009/11/08 13:23
>縫い目に停滞
寝損ねてカーテンの切れ間から垂れ流れるだけの不恰好な朝日をベッドで窮屈に胎児の様に丸まって浴びる。気が付くと月と太陽の配置が逆転で二十四時間標示のデジタル表記が無いとピンと来ない行動の切っ掛け。此れだから何時も目は醒め無い。スケジュール帳の翌日って今日の欄外に移動する手段何て他には差し当たり皆無に感じると同時必要性は感じない。
他の手段も欄外も俺も。望めば手に余る物が瞳孔を切り開く勢いで降り掛かる羽目に成るのかも解らないが恐らく今此処を動く猶予は無いから。謝罪はしない。必要無いだろう。まさか粋がって立てた襟を押さえて見せてからの唇からの戯言と相応しいアクションだけで数ミリでも君の心は動くとでも。もしも肯定されて仕舞うのなら、如何しようか。君に駆けて飛ぶ依り、先に遣るべき事が多そう――
先ずは夜と昼を分けなければいけないリストを作らなければいけない。そうして出向いた一ヶ所。其の場で膝を折って指を組み合わせ目蓋を伏せて世界が夜と若しくは昼と溶けて終い迄。綺麗なヒト、君に逢える事は二度と無い。恐らく君が此処に居ないからこそ、あんな残響に痺れて痛いンだろうに。
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