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6 :
仁王雅治
2010/09/12 23:58
>身辺整理
春先までやり取りをしちょったあいつとのメールが出て来よった。
何じゃろうな半年しか付き合えんかったがそれなりに楽しんどった事を滲ませる文面にふっと今どうしとるんじゃろうかって気になってしもうた。
元気でやっちょるか?
まだ、夜中に帰って朝早い生活しとんの?
ちゃんと寝れとう?
冷房はキツくなか?
日常の何気ない話をしながら時折御遊び程度で触れる。
屋上での膝枕、散々甘える俺にデカイ子供だ何なのと…ましてや、膝に乗せて撫でていたら猫に見えて来たなんちゅうから。構ってくれなきゃ拗ねちゃる言うて揶揄った。
今度は部室で俺が頭を撫でて髪に触れて、お前さんからする石鹸の匂いが好きだと言ったら今度教えてくれるって言いながら近付き過ぎだと怒…いや、実際には言葉のみで別段嫌がった様子は無かったか。
そんで、今度は逆に俺の香水を気に入ったちゅうて顔を近付けてきたお前さんにあからさまに狼狽えた俺。
そういや、この頃から髪に触れるん好きじゃったのう俺。そんで、手を繋ぐのも。
何時も夜中に帰って来るお前さんに朝起きてから返事をする。
どうしても返事を待てない時や間が空く時はお早うとお休みだけを送り合っていた時もあったのう。
時々、夜中まで待って返事をしたらまだ起きていたのかと驚かれた事もあったき…懐かしい。
結局、時間帯が合わん事が決定的になって別れを告げたんは俺。
一応は隠して送った俺の言葉に返って来たんは謝礼の言葉。
すまんの、段々と擦れ違う時間が多くなって、少なくなるやり取り、待たせちょる心苦しさに勝てんかった。
何にお前さんは“お前の仁王雅治が好きだった”なん最後に言いよるから少し泣きそうになったじゃろ。
もう、直接は言えんから此処に残しておくきに“俺もお前さんの柳蓮二が好きじゃったよ”こんな俺を慈しんでくれて有難う。
(伝えられなかった…言の葉…)
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