可愛いと言われる事は相変わらず嫌いだけど、こう何度となく言われ続けるとその可愛いがどの行動に対してなのか多少は理解できるようになる。
だから可愛いと言われなくするにはそれを止めたらいいわけだけど、可愛いと言って欲しくてその行動をとっているわけではないのに止めるなんて、認めたも同然じゃないかと悩まなくもない。しかもその行動や反応を止めるてどんな行動をとれというのか…俺らしさとかそういうものだって無くなるし、と悩んで、結果何も変わらない。
彼は自覚して、他人には可愛さを見せないようにしてるらしいけど…それが出来るって事は俺を掌の上で転がすのも容易いって事だから、複雑のような自覚してくれて嬉しいような…。

少し話しは逸れたけど、彼の言う可愛いが理解できたのはあくまで多少。
今回のデートの時は、本当に謎でした。


俺は癒やしになるだとか言う戯言を聞いたり、俺が馬鹿と言う時の真意を訪ねられたりそれに知らぬ顔をしてみたりしながら、愛情表現に思い切りはぐしたりキスしたり…彼の熱烈すぎるキスの苦しさに拒否、しただけなんだけどね。
やっぱり本当に鼻血を出させてやれば良かったかと後悔。

可愛いのは、俺じゃなくて君。