日記一覧
┗
翳ろうlily,
┗14
14 :
仁王雅治
2011/11/10 05:33
例えるならば、鈍器で頭を殴られた様な衝撃。
想いは彼方、闇夜の空に一粒の欠片と昇華して久しく。
以前から知っとったが、意識して聞くに至らんかった楽曲に横っ面殴られた気分。上々。
良い気分に任せて又一つ過去の錆び付いた鎖を解いて、何時だったか記憶のフィルムも虫食いの朧気な彼奴の笑顔を懐古して、再度目蓋閉ざして沈み行く。
淡い四季彩と共に、其の輪郭の陰影だけでも見送れたんかねェ…俺からは眩し過ぎて輪郭も朧気やったが、忘却の彼方で又一つ御前の存在が過去に進んで行っとるぜ。
刻々と、呼吸する側から過去刻む時計を眺めて極限迄美化された想い出に浸る夜も在る。
365日の内、其んな夜を幾つ過ごしたかは数えちゃいねェが…幾年も経過して浸る夜も徐々に減って来て、其うして何時か自分自身さえも忘却するのかと悲観もすりゃァ、切なさが勝るも道理。
『 は ば た い た ら 、 も う 戻 ら な い と い っ て 』
『 目 指 し た の は 、 蒼 い 蒼 い あ の 空 』
感謝するぜよ、青い鳥。
[
削除][
編集]
[
戻][
設定][
Admin]