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翳ろうlily,
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18 :
仁王雅治
2012/09/17 05:24
#(50の話)
今迄を構成する過去において、幾度も(此の恋の終焉と共に此の世界に幕引きを)と考えた。
面影を重ねた淡色を胸に抱き乍、其の頭髪を掬い上げては、…擦り抜けて。
其の度に諦念と溜息と破片ばかりが身の回りに散らばって、温い温度に濡れた日も在る。
友人も居た、知り合いは腐る程居た。
其れらから常に一線を引いていた自覚は勿論、踏み込んでくれるなちゅう暗黙の牽制の賜物に過ぎん。
当然、自然の摂理として現状は察して呉れ。
つまりは、嵐の夜に緩りと言葉交わす相手が居ねぇのは退屈なモンだっつう。
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