100万年ぶりに覗いてみた。
本当にここに来るのはあいつが寝落ちた時限定で、我ながら呆れとる。
最近、というかずっと前から、ふとした時に不安になる。
あいつとの連絡手段が、メールからラ/イ/ンに変わってから。
気持ちを形に"残す"っちゅーのが、少なくなった気がする。
過去の何かが残っとると、心の余裕を生む。少なくとも俺は。
逢えない時。
日記を見に来れば、あいつの考えていること、いたことがわかった。
気持ちを感じた。…寄り添えた。
今は…直接聞けば気持ちでもなんでもわかるだろうが、それは"今"が"過去"になったまま流れていって、残らない。
ラ/イ/ンっちゅーのは相手の今を確認するために生まれたらしい。
メールやなんかとは目的が違いすぎるツールなんだと、つくづく感じるぜよ。
メールや日記っつーのは、面倒なようで大切なやつの歴史を具現化した存在なんじゃな。
年のせいか、最近はそんなしょうもないことばかり考えよるよ。