日記一覧
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我輩に恋してる
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6 :
榊太郎
2013/01/14 22:09
>背後要素有（暈してます）
使い慣れない電車に乗ると、窓から流れる風景が新鮮に見える。ただ、地下を通るのは好きになれない。光の加減で窓に写る、周りに居る人をなぜだか目を背けたくなる。窓越しに目が合えば直ぐさま車両を替えてしまう。あまり電車には乗りたく無いものだ。
私が今居る場所は、雨が降っている。教師として赴任してきたばかりの頃、傘を持たずに外へ飛び出し、泣きじゃくる生徒を見掛けた事を思い出した。泣いていた理由は分からないが。泥が跳ねた制服も気にせず、ただ泣いていた。私が何か声を掛ける前に生徒の友人が迎えに来た。気休めにしかならない胸ポケットのハンカチを手に握り、佇む。あの頃の私は若かった。
話しが変わるが、ノンアルコールビールは美味しくない。ビールに似た味がするものもあるかもしれないが、何を飲んでも美味しいと思えない。だが、ノンアルコールの割には美味しい梅酒もどきを見付けた。偶然の出会いに驚いてしまった。梅酒味のジュースと言えば良いのだろうか？若かりし頃は梅酒さえたらふく飲んでいたが、今となっては甘ったる過ぎて飲めやしない。それでも酒を煽りたい時には渋々飲んでしまう。
（追記01/15 01：09）
酒を飲むと、寂しさを感じてしまう。素面の時などは全くそんな事を思わないのに、だ。吐きたくも無い弱音や愚痴が、勝手に口から零れてしまう事も多々ある。だが、信頼している相手にだけだ。知らない人間に囲まれて酒を飲むのは好きでは無い。自然と壁を作り、口を固く閉ざしている。無口やら、無愛想と言われるが、どうでもいい人間に愛想など振りまいている暇は無い。それで怒られてしまうのだがな。
雨が止まない。とても寒い。
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