もう、ギリギリで。

先輩、ねェ、先輩。

ゴメンナサイ、寂しい。

存在の意味…―。


好き、って…。
でも、大好きなんだ。

大人しく出来ない自分が嫌いで、削られるモノを俺は見てみぬ振り。

、震えて漏れて。
手が離れねェ事だけを願って、俺はまた俺を嫌いになる。



嫌われンのが怖い。

何で？どーして。

疑問、疑問、愚問。

ずっと知ってたじゃないか、俺は！

#水面からぶわあって髪だけ出してコンバンハ、ヨロシクとか言ってみたい。やりたい。

多分、喧嘩した次の日はまた友達。
哭いても、喚いても突き放せねェ。

手を伸ばして求めて、全て失う目前に、只一つ、変わらない存在に心から安堵して…―。

先輩が好きだなァ、って。


時間は常に共有、何してたって一秒一秒俺も先輩も同じ感覚デショ。

愛しい、ね。そう考えると。
俺が息を吸う時に先輩が息吸って、先輩の事考えてる時に先輩が俺ン事考えてたら良いなァ。

そしたら、多分、何か、うん。

まーいいや。

言いたい事飲み込んで、何回背向けて泣いたら俺は成長するんだろ。

>　どうせ、弱虫なモンで。

駄目、コレ駄目。
自分で自分に言い訊かせて、アー、でも本当に駄目かも。


先輩が雨に濡れなかったのは天才的、じゃなくて運な気がする。XとYどっちにしようかなァ、悩む。先輩に選んでもらおうっと。

#　デートをしました。

前も行った事ある、公園に花火持って先輩を待ってマシタ。
待ってる間に、前に来た時は先輩が元気無くて沈んでて、好きだったからこそ元気だして欲しくて呼び出したんだよなァって思い出して懐かしくなった。自分の事しか考えられなかった俺が、誰かの事元気になんか出来ねェって残されたあの場で泣いたなァとか思い出に耽って。
先輩が来てからは花火持って先輩追い掛けて、何か先輩にしては珍しい言葉聞けたから、昨日のデートのお陰で俺はニヤニヤデレデレ毎日頑張れそうデス。

日々願うのは、先輩が俺に飽きる日が来ないこと。

好き、は募ります。日々募ります。

奪って奪われて、

ドレが俺で、ナンテ誰にも判らねェだろうから、クーイズ。

俺の全部暴いてヨ。



…本性、も本当も。


コレは完全犯罪、デス。

俺にとっては、大切な人が居る場所。
さて、…また寝ようかなァ。

俺はね幸せだ、まだまだ幸せだ。