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6 :
千石清純
2015/02/04 04:43
――昔の夢を見た。
逃げるように覚醒した視界は暗く。独りでは冷ややかな夜の闇に果てなく墜ちて行きそうで、縋るように傍らの愛しい温もりを抱き締めた。
口の中で愛しい名を紡げば、宥めるように髪を撫でられて瞠目。まるで子供をあやすような手付きに子供のように安心し切った俺は、重なり合う体温を感じながら微睡みに身を沈めた。
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君の愛に身を浸し溺れた俺は、ただ夢中に呼吸をするだけ。
そうして世界は、君で飽和する。
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