光が落ち着いたみたいやから、甘やかしたいと思って、何か光の望みを叶えたいと言うたら、やっぱり無欲な答えが返ってきた。俺に求めることは、ほんまに無いんか。まぁ、あまり相手もしてやれんから、腑甲斐無い彼氏ではあるんやけども。せやけど、ここぞって時にカッコエエとこ、見せたいんやけどなぁ。でも、優しい光は俺の見せ場を作ってくれた。デートの提案をしてくれた。せやから、頑張ってエスコートするんや。完璧なエスコートを。今から、どんなデートにしよか考えとかな。光が満足出来るようなデート。腕が鳴るわ。