日記一覧
┗
Die Meistersinger
┗49
49 :
跡部景吾
2011/07/11 22:29
先日のデートは河原での花火だった。
あらかじめ使用人達に人払いをさせておいた場所にアイツを呼び出す。
アイツが来た所で対岸に待機している打ち上げ花火部隊に合図を送る。
数発の大輪の光の花が夜空を彩り散っていった。
その後は購入しておいた手持ち花火を楽しんだ。
衝撃の強い連発花火をアイツが選び、
思った以上の衝撃に戸惑っていたのが可愛かったな。
後ろから抱き支えて一緒に楽しむ事にしたんだが…
頬にキスしたら止められなくなった。
初めは外だからと恥ずかしがっていたアイツも、
人払いしてあると説明したら応えてくれた。
深く深く甘い口付けを交わせば理性が吹き飛ぶのも仕方ねぇだろ。
踏みとどまったがな。
力が抜けちまったのか寄り掛かってくるアイツを前によく我慢出来たもんだぜ。
いつもは俺が運ばれているが、今回は車までアイツを運んでやった。
それも恥ずかしがって自分で歩くと言っていたが、
今回だけとの条件付きで許された。
条件取っ払え。
車内で寄り掛かるアイツの温もりが心地好く、
屋敷に着く前に眠気の限界が来ちまった。
結局車からは俺が運ばれた訳だが…まぁ、良いだろ。
次は浴衣で夏祭りの予定だ。
当然、俺達だけのな。
アイツの浴衣姿が楽しみで仕方ねぇ。
川で冷やしたスイカを食わなかったから、次は食おうぜ。
…そういや、あの蛇玉?っつーのは地味だな。
花火だと思えねぇ。
[
削除][
編集]
[
戻][
設定][
Admin]