kiss-ass!？ - 日記

眠い目を擦りながらつけた早朝のTV。
画面に映し出された天気予報、自然に目で追うのは、あなたの住んでいる地域。
そこに表示された天気を緩く想像しながら、併せてあなたを想う。一日の気温がひどく低かったり、雨だったりすれば何とはなしにあなたを一人心配してみたりして、恐らくは小さな自己満足。

自分からあなたから離れた癖に、未だに未練がましい自分が、鬱陶しくて怠かったけど、お堅い天気予報すら恋する乙女のレーダーに引っかかっちゃう事実がおかしくて面白くて。そんな自分さえ最近じゃ愛しく思えて来ちゃったりするから不思議。

だけどいい加減、卒業したいわ、あなたから。

……ううん、違う。
まだあなたから卒業したくない。

ドッチも本音で。

もうあなたは隣に居なくても、この恋心はもう少し大事に取って置きたい。
まだこの想いを捨て去るには忍びなくて。
だって勿体ないじゃない…
もう少し、後少し。味わっていたいのよ。

ごめんね。

あなたが思う以上に、
あなた以上に、

乙女なオンナで。