日記一覧
猫の嫁入り
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146 :柳生比呂士
2011/11/22 22:02


最低だと、思った。幾ら言葉を重ねて必要だと訴えたとしても、信憑性等信頼等0にも満たないことを知る。巧い言葉など、言葉遣いなど、私は持ち合わせていない。同じような言葉を、何度も連ねるだけでは、伝わることはない。言葉が、出て来ない。傷付けてしまったのは、私で。傷付いたのは、彼で。きっと、私は彼を傷つけ続けるならば、此処で離別を決めるしかないのかもしれない。やはり、私の日記を見せて、変わってしまった。後悔ばかりが残る。痛い。痛い。これが、私が彼を傷つけた報いならば、受け入れるしかないのだろう。私の我儘が、通用するなら、一番欲しいのは彼だから。彼をください。まだ、不安定な周期から、抜け出せていないらしい。消えてしまいたい。泡になれるなら、嫌いな海に飛び込むことも、今なら出来ると思えた。傷つけるだけの私は、彼の傍には、居られないから。でも、彼の居ない世界など、私には何の意味もない。けれど、私は弱いから一人では生きていけない。愛しているのは、彼でした。彼が、幸せになれるなら、解放した方が良いのかもしれない。愛しているなら、手離すのも手段なのかもしれない。私は、人を愛することが上手く出来ないのだろう。愛しているから、離別を選ぶのも、また愛なのかもしれない。それでも、私は…醜くすがり付いてしまうのだろう。雅治が居なくなったら私は、きっと彼の幻影ばかりを追い続けて、前に進めなくなってしまうのだろう。


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