一旦目が冴えると中々眠れないから気紛れに少しだけ。
彼は体調が悪いらしい。
夜に返答が来ない事には慣れて来たけれど。
それでも、帰る頃に一通も反応が無い時や落ち込んでいる時、または具合が悪い時等は何処かで気に掛かってしまうんだろう。
こうして目が冴えて待ってしまうのは…俺の心配をし過ぎる性格故。
ちゃんと眠れているのだと思い込もうとしても中々上手くはいかないものだね。
俺の新しい立ち位置は止まり木程度に彼の役に立てていればそれで良い。
愚痴の捌け口から何気ない日常会話まで幾らでも付き合うよ、君の負担になりそうなら捨て置いてくれても構わない。
と、言うのは言い過ぎかな。