うたちゃんちに到着。
お父さんにご挨拶、はゆっくりできへんかった。せやけども、チラッと見たその姿に俺は、お宅の娘さんの幸せは俺が必ず保証しますから、と心の中で呟いた。
ちょお罪悪感みたいなもんもな、あったりするんやけども。それでも、うたちゃんが俺を選んでくれた限りは、俺がうたちゃんを幸せにしたいんや。異性を選ばずに、普通の幸せを選ばずに、俺との道を選んでくれたそんなこの子を、俺は。
そんなわけでお風呂中のうたちゃん待ちや。
寝てへんさかい眠気がピークや…はよ上がってこうへんやろか。そしたらふたりで歯磨きして一つのベッドで寝よな。
なぁなぁ、うたちゃん。
だいすきやで。