一冊の手渡された日記帳。
数年分の軌跡が詰まった君の宝物がこの手の中に在る。如何して君はそれを俺に見せる気になったのか、説明を受ける迄は本当に疑問だった。でも心から嬉しく思うよ、喜び・葛藤・悲しみ描かれた様々な感情を俺は手にする事が出来た。俺の面影は一切無くても、遠い過去の事が鮮明に綴られていたとしても、今とは違う君の姿を見て俺には新たな気持ちが芽生えてそれを大切にして行こうと思えたんだ。
この性格だから時折感じる渦巻く想いに邪魔されながら、君への想いを何度目かの確信に変えて俺はこれからを生きて行くよ。
( I so think . )