日記一覧
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花束の返礼
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111 :
仁王雅治
2012/06/17 00:21
#一年まで
あと三日。変な話、まだ心構えができとらん感じ。言いたいことがたくさんあって、もっともっと何かの形にせんとと思うからいつまでもまとまらんし頭もごちゃごちゃする。出逢った頃の何倍も愛してる。ありがとう、これからもよろしく。本当はこのふたことに集約できるのが一番かっこええんじゃろうに、溢れる愛ゆえに俺の書き言葉はどんどんどんどんいろんなことを派生させてしまう。
フライトもしっかり確保して、後はまだ見ぬ北の大地・函館恋しさを出発までぐっと飲むだけ。
ソファの上、肩を寄せ合って旅行誌を覗き込んで。宿泊先の候補として挙げてくれたんは、大きくひらけた海に臨んどるペンション。絶対魚介類うまい。いつもベッドだから和室にしましょうとキスをくれて、俺は秋頃に行った温泉を思い返して新婚旅行っぽいなとにやけながら間近の長いまつげに見蕩れる。
#将来、
なんてまだまだ夢想や願望の域を出んけど、いつかふたりで迎えるその日。俺らはどんな姿になっとるんじゃろうな。
柳生は何ぞ立派な職に就くだろうし、俺も何かしらの仕事をしとるろう。どこか空気と景色がきれいなとこに、ちっこい家がほしいな。ふたりだけのマイホーム。そんな夢みたいなことをたまに考える。家具を少しずつ買いそろえたり、カーテンの色でもめたり、一緒に外壁にペンキを塗ったり、トイレにポルノなポスターを貼ってあいつに怒られたり、紳士君の書斎に溢れるであろう蔵書の量に呆れたり、週末にはおつかれさまってささやかなご馳走を前に乾杯する、そんなしあわせな毎日を送りたい。
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