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花束の返礼
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95 :
仁王雅治
2012/04/27 00:33
全部俺のもんなんじゃなあ。切羽詰まって揺れる表情とか、いつになく近い体温とか、低めても押し殺し切れない甘い声とか、…あんな声であんなこと、反則やと思うぜよ。彼バカ抜きにしたっていつもほんまに魅力的で、ああ、あいつだからこんなに燃え上がる。好きじゃなあ…これだって長く付き合うと芽生えがちな惰性で適当に言うんやない、あの紳士くんとおるといつまで経っても気持ちが募るばっかりで困るぜよ。感情の振れ幅がただ事じゃなくでかくなる。はあ、ほんに好いとう。
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