日記一覧
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Le Coin Ensoleile
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4 :
幸村精市
2012/05/30 21:22
真田はくすぐったがりだろうか、と考えていた。
俺はくすぐりに弱い。
先日髪を切りに行った時も、ケープを巻かれるついでに首に巻かれるタオルがくすぐったくてたまらなくてね。なるべく違う事を考えようと思うんだけど、どうしても駄目なんだ。
…そんなこんなで、真田はくすぐったがりだろうか、というより、真田をくすぐってみたい、と考えていた。
困ったように笑って、どうしたんだって聞かれるかも知れない。それとも、少し眉を寄せて嫌がるかな。
くすぐられても全く平気…ではないと思うけど、そこまでくすぐったがりでもないような気がする。
やっぱり、くすぐるより先に聞いてみた方がいいような気がしてきた。
今日は帰って妹に勉強を教える約束をしていたのに、日直だったから学級日誌を書いていたら思いのほか帰るのが遅くなってしまった。
完全にうっかりしていたよ。
人を待たせるのは本当に申し訳ない気持ちになる。
…今後は絶対にこういう事が無いようにしないとな。
それからもう1つ。
最近、晴れると汗ばむような気温になってきたね。
梅雨を越えたら、また夏がやってくる。
夏には、庭に植えた向日葵が咲くはずなんだ。
あの花を見るといつも、与謝/野/晶/子の詩を思い出す。
「髪に挿せば かくやくと射る夏の日や 王者の花の こがねひぐるま」という詩なんだけど、俺はこの「こがねひぐるま」という言い方がすごく好きなんだ。
優しい響きの中に、向日葵の力強い真っ直ぐな美しさが見え隠れするようで、とても魅力的だと思う。
向日葵の花言葉は確か…「憧れ」、「私はあなただけを見つめています」、それから、「愛慕」だったかな。
ふふ…、実はこれ、真田に贈ってみたい花の1つなんだ。
今年も、綺麗な向日葵の花が咲きますように。
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