“風避けに俺盾にしたらええやん?”
”そんな事言うなよ…”
music
鳥/の/詩 li/a
絡まっている思考の果てには結局手の中には何も残らなかったとしても、
今の宙ぶらりんな状態を甘んじて受けるのが今の俺への運命だとしたら、受け入れよう。
きっと、何もかにも如何にもならないと示唆されているとしても、俺が俺で居られるのならば、
先は見据えず。
だが少しづつ洗われてきているかもしれない。
淀んだ水が流れ落ちるのを感じながらも自問自答を繰り返す。
己の心の向う方向を。
ん?
彼奴はエスパーか…・?
何でこうズバッと内観を的を得て言い当てれるのか不思議だ、持って生まれた才能なのか。
図星過ぎて反論する気にもなりゃしねぇ…。
又眠れねぇ夜を縫いながら疾走する。