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Jap/an : Nig/ht/por/ter




誘ってみようかと考え彼是何時間…。

纏まった時間を作るのが下手になった。
だが…生憎今日は暇なんだ。

ガッツリ絡むより何と無く話したいと思ったら、
俺じゃ無く忍足の方へ誘いが来る。

結局堪能しまくりになる予感。
俺じゃ無く忍足が。あくまでも忍足が。


ン年前の日記を開き惚気とラブラブップリで埋められているのを読み
こんな気持ちを又抱きたい、衝動に駆られて書き殴りたいと正直に感じた週末。

一途に思われたら俺だって一途になるんだよ。
そういう意味では彼奴は健気だったのかもしれねぇ。

そんな気持ちを少しこの前抱き掛けたが
相手を軽んじる奴に傾ける心は無いと必死に抵抗し足掻いていた。
追慕や余所ばかり気になられちゃ、俺の居場所は無かったってトコだろうよ。

俺の力不足だと素直に反省するぜ。

好みと相性は認めたくなかったが違うんだな。
寂寥感しか無い。

偶には己の実力を試したくなる。
攻め側で。

実力試験は合格だと思って良いんだろうか。
一途を好むならば攻め側で生きて行った方が俺は幸せなんだろうなとふと、過去を顧みた。

リバよりどっちか、それしかねぇんだよ。

何と無く悔しい気分。

だが久々に癒された。
共に過ごした時間は感情が交差しそんな感覚も久方振りで、御相手に心から感謝した。

己の傷口に態と塩を塗り込む様に
何時の間にか平然と普通に受け答えする術を心得てしまった。
俺の気分で反応を返す日々。

それでも良いって言う奴の集合体なのかもな、俺の周囲は。


有り難い事だ。


バランスが_年前から全て崩れている。

修正はもう無理なのか

結局終わってから何も始まって無いのを認めたくはなかった。

素直に泣けたらこうまではならなかったはずなのに。

兎にも角にもガチャガチャと壊れて煩い。
だから安物と偽物は嫌いだ。

「俺実は…」
「そうやったん？」


分かってるだけで２回遣ってる様な気がする。
結局彼奴に全て話して俺は泣き付く。
延々と彼奴は俺の心の内を聴く。

時効って言えば時効の話はもうとうに水に流してるんでそれを嵩にして居る訳では無い。
俺の嗜好と性格を知り抜いてるこその所以かと思う。

一度此れでもかと言う位に怒髪的に怒りを覚えた出来事から思う事は、

結局彼奴の存在は大きいのかと言う部分。
結局素顔の俺をマンマ出してるのは彼奴の前だけだ。


好きな様に泳がせ無いとコイツはアカンと心の奥底で思ってるんじゃねぇかと感じながらも
それに甘えて居る俺は贅沢者だぜ。
最低？ああ…そうかもな。
だが彼奴はそうは感じてない妙な自負が俺には在る。

傍に居るのに切ない片想いの日々も在ったっけか。
この俺が。あの日々はかなりな苦しい期間だったが
あの修羅場も過ぎてしまえば笑い話になっている。

あるちょっとした勘。
俺の勘は良く当たる。


未だ決定打は述べないでおこう。

ややこしい人間だな、俺は。

コロコロと相手を変える友達。
全て自分からアクションを起こしてＴＨＥ　ＥＮＤも自分から引導を渡す。


只、愛の侭に我儘に生きているだけだ、非常に素直。
自分の求める感情が貰えない相手は要らない、
次を見付けて直ぐ躯を重ねる日々。
それで己の心の寂しさを埋める、その繰り返し。


“自分は破綻している、破綻者だ”

と、奴は言った。

良いんじゃねぇの、それで御前の満たされない隙間を埋めれるのならば。


何処までも貪欲強欲に求めれば良い。

俺が過去経験していた軌跡をずっと辿っている。
行き着く所まで行けば
あながち何か見えて来るモノも在るぜ。
自分を殺してでも大切にしたい何かがよ。

イイコの振りして己を偽るよりはずっと正直だ。


自分が傷付きたくないから先に手を離すのはやっぱり不器用たる所以だと、何時も感じる部分だが、


経験は何事も大事。綺麗事だけじゃ生きていけない。
それでも心の闇は何時か晴れると俺も信じる事は失わない。最低限の矜恃。