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鬼籍
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4 :
忍足謙也
2012/05/07 06:38
前に、絶対に見付かる筈が無いと思って某所に想いの証を残した事がある。
それは砂の上に書いた落書きみたく、直ぐに流されて片隅に消えてくんやろと少しの虚しさを抱えながら残した物。
本心は、出来るなら見付けて欲しかった。俺がホンマに白石の事を好きやって解って欲しかったから。
>結果その願いは通じて、アイツは俺を見付けてくれたんや。
したらまあ怒られたわな、直接言いに来いー、って。…あれめっちゃ嬉しかったわ。あんだけの我が儘と重い想い、受け止めて貰えて。
>しかもその後、アイツも俺に対しての呟きを残し返してくれたんよ。
…あない一方的な恋情は足蹴にしてくれて良かったんに。自分勝手な気持ちぶっけた俺に対して、此処までしてくれる奴は中々おらへん。っちゅう訳で、そん時はっきりと決めてん。俺は何があってもこの男の後だけを着いてくって。
せやから出来んなら恋人に成りたい。
幸い向こうも「愛しとる」って、「好きや」って言うてくれとるし。
けどそれに甘えて高望みをしたらアカン。
今でもめっちゃ色々な事を気に掛けさせてもうてる俺なんかを恋人にさせたら、アイツが責任やら不安やらで潰れてまうのが目に見えとるから。
しかもこっちは尋常やない位嫉妬心強いし束縛もしたがりやし。んなつまらんモンでアイツの自由を奪いたないっちゅう話しや。
今は未だ…たまに顔を見せに来てくれて、狂気を孕んだ愛し方を与えられるだけで満足やねん。
#………あくまで、"今は未だ"な。
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