どないして愛するっちゅう気持ちは前向きなモンだけで構成されてくれへんのか。出来得る限りの弱さを殺して一人の足で立てたならこないな感情が巡る事なん有り得へんのに。
人は愛する事で強くなり弱くなると誰が言うたん。一瞬先がどうなるか分からへん中で今が当たり前やなんて思ったらアカン。何時やって伸ばした指先の届く場所へ居ってくれる彼奴が『 』なんて言えるんか?
光も影も一緒や。どっちも必要で、どっちも中に有る。
せやから頽れへん様にだけ己を律せなアカン。過去になんした無いさかい。
( 嗚呼、出来るなら )
この一瞬を切り取って、