僅かにも浮上為たと思った矢先、再び暗転。
何故斯うも立て續きに問題が起こるンか。
否、屹度自分に余裕が無い故に普段なら何とも無く解決に導こうと為る行為ですら面倒で仕方無い。
然う想うが故に目前に課題が山積みに成って更に堕ち行く。
登って、登って、如何にか仕様と為ても如何にも成らない事柄が多すぎて。
――…俺に如何為て欲しいのかも良う解らん状態で毎回責め立てられるンは流石の俺もそろそろ疲れた。
もう、好きに為りゃァ良え。
解決策ナン見付からん、在ると為れば只管俺が耐える事位じゃろ。
総てが総て、御前サンの思い通りに事が進むと想いなさンな。
俺にも――…、否、もう諦めた。