何時も何時も、俺がこンな精神状態の時にアンタは唐突に俺の中へ甦って来るンだ。
こンな状態だからこそ、なのかも知ンねェけど。
然う想うと何て都合が良い思考してンスかね、俺は。
最近は思い出す事も少なくなったのに、フと頭ン中に過ったら立ち去らねェアンタはホントに質が悪ィっスよ。
思い出した刻は必ず逢いてェって想っちまう俺も俺で。
数日間はアンタに悩まされる。
何時も然うなンだ。
ッンとに謎、他の奴にはこンな感情なンて湧かねェのに何でアンタにだけはこンな未練タラタラなンスかね。
離れて何年っスか。
ねェ…アンタは元気為てますか。
大好きだった笑顔で笑ってますか。
アンタが笑ってたら其れて良いや。
ウチの主体が彼の人に為ったのはアンタのお蔭。
――…有難っス、感謝してますよ。
色々綴ってる内に、答えが見えた気が為た。