九月一日、丸井先輩から貰いてェモンがあって、朝方一人でケツとチ、…大事なトコと両方イジって準備シて先輩の寝込みを襲いに行った。
何で、って言われりゃア衝撃的な事を聞いたから。それなら俺にくれりゃァ良いのに。アイツのは他ンヤツにもってかれたから此の人のはァ、みてーな。嫉妬。
俺が悪ィのに、俺以上に色々シて来てる此の人に苛々。
俺には見せてくんねェ姿を他ン人に見せてる事に苛々。
最近そんなんばっかで苛々、し過ぎて泣いた。
泣いたら、笑って頭撫でてくれマシタけど、その後も苛々。
うがァ。先輩の馬鹿、バカ。でも好き。大好き。愛してる。ネー。だからさァ、昨日は嬉しくて、嬉しくて御機嫌だったンデス。……途中チョー笑ったケド。アレは、無い、ウン。


自分が良くて他人がヤんのが嫌いなアンタへの、仕返し、もうちょいシたら止めるんで俺ン事嫌いになんねェで。冷めねェで。楽しそうに話してるアンタの隣で、ウダウダしててウザくても、しょうがねェなって笑ってて。好きだからしょうがねェでショ。アンタが、俺以外と楽しそうに笑ったり、触れたりシてんのが気に入らねェのは。…例え、俺が初めて悪かったとシ、ても。


ネー、先輩。
今度、ワイワイじゃなくて、二人で、遊びに行きまショ。
アンタと、遊びたい。色んなとこで。
俺と、じゃァ、つまんねェかな。…だとしたら大人しく、アンタの隣で寝てマス。


ア、それとは別に、昨日はマジで御馳走様デシタ。
次は財前のをイタダキマス。
喰わせてくんなきゃ怒りマス。家出する。これ絶対。