日記一覧
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ベルベットノクターン
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7 :
跡部景吾
2010/03/23 06:08
夜、お前の寝顔を見ながら…首筋に残ってるだろう痕に触れてみる。
自然と緩みそうになる唇を堪え、起こさねぇようにこめかみに落とす口付け。
愛しくて堪らねぇ…
お前と居ると、甘えたくなる。
片時も離れたくなくなる。
我儘になってく。
だが、お前は微笑って…曝け出せと言ってくれるンだろう。
解って、いる。
生憎感情表現や伝達能力には掛けてるみてぇで、お前が…侑士が欲する程に俺自身を表現したり気持ちや内面を表す事が出来て無ェらしい。
正直もどかしい。こんなに好きで愛してンのに…勿論それは侑士だって解ってるだろうが…。
もっと表現が上手くなりてぇ…
恋人を喜ばせてぇってのは当たり前、だろ?
態々飾る何て事はしてねぇ…ストレートに、伝えてる。…だが、時には…歳だとか部長だとか気にせずただのガキみてぇにねだれば…理性を引きちぎれば、少しはお前の言う俺の総てに近付くンだろうか?
お前のインサイトは、俺より正確に隠れた俺を見抜く。
なァ…愛してるぜ?
―――――――――
侑士に教えて貰った本を全部読んでみた。
そしたら、侑士や宍戸の言ってた意味が…何となく分かった。確かにあれは、―――みたくなるじゃねぇの。
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