日記一覧
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ベルベットノクターン
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9 :
跡部景吾
2010/03/27 03:55
_に悪戯されたままお預け喰らった挙句、彼奴は何やら好敵心に静かに燃えてるらしい。
阿保か、てめぇは……ンなもんに気を取られてンじゃねぇよ。俺を見てろ、この俺様をよ。
溺れる前に拗ねてやろうか、アァン?…ったく…ただでさえ留守番気味だってのによ……枕に浮気してやるぜ。
……チッ…酷い甘え様だぜ、少し前ならあり得無ェ程に。
と、普段の一面を覗かせて綴ってみる。
お前の寝顔を見ながら感じる事。
幸せ、甘えてぇ、甘やかしてぇ、寂しい、欲しい、満たしたい、満たされたい、…他にも色んな欲が出過ぎて訳解らねぇ…。
お前と居る様になってから始まった自問自答に苦笑しちまうぜ。
侑士は俺が可愛いと言う。疑った事は無ぇ…不思議には思うが。
だが…素直で可愛らしい奴が羨ましい、何て下らねぇ事を思い始める事もある。反面、それだけじゃ嫌で中途半端な自分が気に入らねぇ。自尊じゃなく、未だ…未だ虚栄に縛られてンだろうか。
浅ましく売女の様に腰を揺すりながら求める事が出来たら…俺の中で何か変わンだろうか。
なぁ、侑士……下らねぇって笑うなよ?
愛してる。
あの本は暫く封印しとく。
諸々大切なものを確認出来たが、俺には刺激も強かったしな…またフラッシュバック的に思い出すのも…どうかと思うしな。だが…良い話だったぜ。
サンキュ…
また何か良い本があったら教えろよ。
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