誘惑

その存在が、肢体が表情が、俺を誘う。
欲しがれ、と、…誘い、強請る。


淫らに鳴き、腰を揺らし踊るさまは物凄く綺麗で、可愛くて、妖艶としか言えない。
愛しさが、湧き起こる。


やっぱり、鳴いて、泣く、あの人が一番綺麗だ。

……

ごめん。

八つ当たり

八つ当たり気味の嫉妬をするなんて、ガキくさい。

俺のあの人を不安にさせちまった。

俺がちょっと笑うだけで嬉しいと泣いたあの人は馬鹿だけど、俺は輪をかけた大馬鹿だなと思った。

あの人の涙を見るともっと見たくなっちまう。



笑っていて欲しいのに。

飢餓

R18

昨夜リョーマに逢い与えて貰ったのに足りず、足りない分を埋める為に朝からリョーマを抱き込んでキスをした。
勿論、それだけでは足りる筈もないから時間を見つけてはキスをしたり抱き締めていた。

夕方から夜にかけて、リョーマに触れていくと可愛い事に直ぐ反応を示す。
だから余計に追い詰めたくなる。
意地悪となじるけれど、リョーマが許すから余計にしたくなる。
実際に、可愛らしさが増すから止められない。
止まる筈もない。
リョーマが俺を夢中にさせているんだ。
それをちゃんと自覚しておくんだよ。


今夜のリョーマは可愛さと色気が凄くて、負けてしまった感が否めない。
でも、次回はもっとたっぷり可愛がってあげるから楽しみにしておいで。

再確認

R18

リョーマとの歴史を二人で思い出しながら、抱いていた。

リョーマにどれだけ想われているのか、考えただけで幸せになる。
その反面、泣かした事も多々有り…それを思うと心が痛むけど、リョーマの泣き顔はとても可愛いから見ていたくなる。
質が悪いとたまにリョーマからなじられるけど、その俺を選んだのはリョーマだから、甘んじて受けて貰おう。


リョーマの昔の痛い思い出を全部払拭して、リョーマが笑っていられるようにしたい。
俺の為にリョーマが泣くのとは違うからね。


リョーマの全部…記憶も何もかも、俺だけにしたい。