日記一覧
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菫色、
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16 :
仁王雅治
2010/05/06 16:51
> 誓った、夜。
彼奴の梦を見た、まるで諦め誘う緩やかな物語。何処かへと出掛ける最中に手を繋いだ、照れる彼奴に笑みを向ける俺。彼奴の知る人は俺しか居らん、頼って来る姿に一々愛しい。至極、倖せな時間。
此の物語に終焉は無く、過去の出来事に近い、正に錯覚と似てたかもしれん。多少のハプニングは付き物だが、特に無いのは全く以て"らしい"に尽きる。頬に触れた指が熱い、身体が慾為てる、其れに似てる感情、湧き上がる欲情。
…嗚呼決意も早々に此う為る、か。意味すら持たン、欲望。思い出したら泣きそうに成る位、好きだったのか、
…、溢れ出た想いは何処に入れれば良か?
なァ、屹度俺は離れた方がええンじゃろうな。
御前に対して邪な気ィしか無い、今は御前の発する惚気がキツい、スマン。
> 小さく、啼いた聲が為た。
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