日記一覧
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君に捧げる1フレーズ
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白石蔵ノ介
2011/06/27 23:55
>愛しい彼奴<
放課後ンなって耳にしたンは、彼が朝から体調不良やて噂。
普段強気の彼は、滅多な事で弱音吐いたりせェへん。
…が、流石に今日は、キツイようやった。
白く透き通る肌。
普段より幾分高い体温。
弱気な姿。
何もかも、愛しいて仕方無い。
自尊心の高い彼は、此れまで甘えた素振り等一遍かて見せた事は無いンちゃうか、と。
其れが今日は、…
初めて耳にする気弱な言葉に一瞬グラリと理性を剥ぎ取られそうになったンは、此処だけの話。
まァ、寝込み襲うンはあんまりやな、と、今日の処は堪えてみせた訳やけども。
>折角、お前が居るのによ
気怠い調子に零された一言が、とてつもなく俺をグラつかせる。
彼は狡いンや。
たった一言で、俺の心を一気に浚ってまうンやから。
襲うな、言うといて自分は誘ってきよる。
駆け引きか、其れとも試されとるのか。
何れにせよ、彼が性悪なンは事実やな、と。
まァエェ。
今日は貴重な姿、見れたンや。
調子崩して弱気な姿晒すンも愛しいが、早よ元気ンなって何時も通りの彼に戻って呉れ、と願うンも俺の本音。
>御休み、愛しの君
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