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1065.ラストノートがわからない
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リオセスリ
2023/12/18(月) 00:24
🐺⛓️赤薔薇一輪
誕生日おめでとさん。あれやこれやと考えてみたが、俺が結局言いたいのはそれが最優先だった。
激務の中地上からパレ・メルモニアの印が印刷されて届く書類の言葉達の隅、必要では無い箇所に書かれた他愛もない話が好きだ。通信機の接続環境をいよいよ本格的に整備しないと色々拗れるんじゃ、と俺自身に思う程度には。
誕生日を適当な頃合で定めた話は笑っちまったし何れも真っ当じゃあないが、俺と違って産まれるべきタイミングで適切に何処かの日で産まれて天から降り数百年を過して、罪を裁くだけでなく流すのも成し遂げたあんたのデスク周りと郵便受けは今日の何時に花や山盛りのプレゼントで埋まっちまうんだろうな?
今ヌヴィレットさんが出来る最善は「何気なく置いておく私物は無地を沢山用意しろ」に限る。一つにつきステッカーが五枚くらい貼れると尚良い。
ま、少し執務室を離れるタイミングがあるなら俺にも時間を教えてくれよ。いつも通りなら夕方くらいには一度手が空くんだろう?腕のいいシェフに雇われてた囚人から美味いスープを出すレストランを聞いてるんでね。
なに、仮に気圧差で体調が芳しくなくても無理ない範囲で一口飲んでくれるだけでも俺は嬉しいさ。……夕方くらいまでは落ち着いてたんだが日付が変わって程なくで崩れ始めちまうこの人を介抱したい気持ちもある、それを前提で人の外から人を守る器用な生き方に隠した不完全さだって相も変わらず愛でるに値する箇所だ。
ビジネスパートナーのような会話をしてみても結局は普通のパートナー同士のテンションになっちまうのを理解した上で頬を染める姿が愛おしい。
品行方正、天秤を違えずこの地を慈しみながら見下ろす眼差しが今この時だけは隣に居る俺にのみ注がれている。俺とだから味わえ感じられ、新しく覚えることを大切に撫でる手の尊さを忘れることは無いと微笑む顔こそ俺は焼き付けておきたい。
甘えを甘えと理解して沿う素直なとこもあんたの美徳だ、引き続き俺にだけ見せてくれ。……甘えさせるフリをして独占を促してる?いやいや。そんな訳はそこまでないぜ。
冗談半分で聞いてたあのノート本当に作ったのかよ……!
🫧🐉
スープご馳走様。今は君の寝顔を見ながら、勝手に借りた上着で暖を取りつつペンを握っている。
今日はリオセスリ殿に会う前、真新しいノートを持ってメリュシー村に行ったのだが、同行したシグウィンが表紙と裏表紙に沢山のステッカーを貼ってくれた。このノートは、個人的にリオセスリ殿の魅力を書き起こす為の物だとは伝えていないのだが、彼女がステッカーを貼ってくれたことで正真正銘世界に二つとない特別なノートになったと言える。
最初のページには、「忙しい中に少しでも隙間ができれば顔を見せに来てくれるところ」と書いてある。全てのページを埋めたときには、ティータイムに持ち込んで読み上げよう。
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