ご利用前に必ずINFOをご一読ください。
※色見本  ◇WHITE ◇WHITE2 ◇WHITE3
スレ一覧
1065.ラストノートがわからない
 ┗99

99 :鍾離(乱入)
2024/05/26(日) 20:14

🐉🔶旅行の振り返りと近頃の話

 スネージナヤ旅行については >>92-93 の互いの箇条書きメモや公子殿の頁に書かれていることが殆どだが、短い言葉でも改めて綴ることで旅の思い出を振り返る機会になると考えている。
 以前の日記でも書いたように三月から約束していた旅行で、行き先は公子殿の故郷。彼が手配してくれた船の旅も楽しくはしゃぎ疲れたように眠って目を覚ますと、璃月とは全く異なる空気の温度と匂い、景色が広がっていた。スネージナヤの料理や文化については俺が持つ古い知識と公子殿から教わったことで多少の心得はあれど、最初に立ち寄ったカフェから“本場の味”に興奮したことを今でも鮮明に覚えている。街の至る所で見慣れないマシナリーがそれぞれの役割を持っていて、興味と困惑で落ち着きのない俺を公子殿が笑顔で見守ってくれた。(子供を慈しむような微笑みだけではなく爆笑も含む)
 彼の家族も歓迎してくれて、一度会ったことのある末弟や母親は勿論、他の弟妹と父親とも絆を深めることが叶った。次に訪ねるときは上のきょうだいにも会えるだろうか。何なら、公子殿がいないときでも訪ねていいと許可まで貰ってしまったが、やはり二人揃って“帰省”を楽しみたい。
 今回の旅行では食品から雑貨まで大量の土産を持ち帰り、今でも執務室や自宅でスネージナヤの気配を感じたり、撮影した写真を収めたアルバムを眺めては彼との思い出を愛でる時間も愛おしい。次の国外旅行の予定は夏、その時もきっと今回同様に沢山の土産と思い出を持ち帰るのだろう。

 旅行振り返り以外の日記も少しだけ。
 >>95 で触れられ、記念すべき >>100 で返事を貰ったラブレターとやらについては本当に思い付きで渡した物だった。何かの記念日でもない日、夕方に少し会えるいつもの時間に渡したのだが長くなる為「言いたいことがある」と前置きしたところ、少し怖がらせてしまったことは申し訳なく思う。渡した後も暫く動揺している様子は不謹慎にも可愛らしかった。
 「何かした? どうして?」と聞かれても、俺が愛情を伝える明確なきっかけは特にない。強いて言えば丁度その頃の公子殿は少し落ち込むことがあって、渡した手紙を読む僅かな時間だけでも気が晴れたら幸いだという下心はあったかもしれない。共に食事や茶を楽しむ時間、内容なんて殆ど無い会話を挟みながら身を寄せる時間、手合わせ代わりの共闘。俺が日々公子殿に安らぎを貰っているように、公子殿にも安寧があれば良いと思う。
 痛みを隠し続けた末いずれ俺を雑に扱いかねない、と勇気を振り絞り見せてくれた傷には手を当てて、膿が出たら取り除いて消毒をする。雨が降れば傘を持って迎えに行くから、雨が止むまで寄り添って共に雨音を聞く。時には腕を引いて屋内へ貴殿をしまう。拒絶されたら強引に手を出すことはしないが、突っ撥ねられるかもしれないと歩み寄ることを躊躇いもしない。
 ──いや、公子殿に恋をする衝動性によって躊躇えないのだろう。この恋心は、臆病なくせに傲慢で我儘な年寄りを「俺の黄金」と愛でてしまった貴殿の責任にしておく。


[削除][編集]



[戻る][設定][Admin]
WHOCARES.JP
95 :ニィロウ
2024/05/13(月) 21:42

🪷💃🏻山盛りのラブレター、ひとりからふたりへ

まだ旅行中ではあるんだけど、どうしても書きたくて。
一つはディシアがまた新しい結晶を見つけてきたから装丁を少し変えてもらったこと。きらきらで、王女様の役のネックレスで付けたことがあるような綺麗な模様が嬉しくて、前の日記を書き直しながら宝物を自分だけの宝箱に収めた子どもみたいな気分になっちゃった。
もう一つは記念日とかじゃないのにアルハイゼンさんから書き溜めていた、見せるつもりじゃなかった「私の好きなところ」を箇条書きにしていっぱい私にくれたこと。

私ができる事は少なくて、正直アルハイゼンさんやディシアとは無関係な場所で凹む事が多かったんだけど……私って単純なのかな、それだけで少しだけ気が晴れたんだ。
あなたの道を少しだけ曲げて、その先の心に花を咲かせてあげられたのが私なら、アルハイゼンさんは私に傘を差し出してくれた人なんだね。
一つ一つ、お友達だった頃から今の今まで沢山積んでくれたラブレター。些細な変化を愛してくれて小さな差異を楽しんで、二人で笑うための時間を心地よく二人で作ろうと思える人。
大切な宝物と言ってくれるあなた。今と今までが明日を過ごす活力になると言ってくれるあなた。
……どうしてあなたじゃなきゃ駄目なんだろうって重たい言葉だけど、正直な気持ちがこれだから。

アルハイゼンさん、大好き。私にあなたを愛させてくれてありがとう。旅行、もう少しだけたのしもうね。


100 :ニィロウ
2024/05/27(月) 22:35

🪷💃🏻ひゃく、ふたり、これからも。

・再会したあの夜のやり取りが”あの時のアルハイゼンさんのまま”で嬉しかったから次の日直ぐに逢いに来ちゃった
・真っ直ぐだけど棘を刺すつもりはない言葉、ちょっとした”ぼけ”があの時のままで嬉しかったよ
・返事にゆとりを持ちたかったのはそれだけあなたの言葉に惹かれたから、不幸な事故でも心配したのはそれが理由だよ
・「臆病な文弱を許してくれ」と恋に前向きになってくれた姿が嬉しくて、もっと好きになって欲しくて頑張ったんだ
・お互いの遠出で纏めて渡したミニ日記はまたいつかやるね
・両片思いのもどかしい期間を経験させてもらったのはあなたが初めてで楽しかった、大切な思い出のひとつ。
・小さなことでも真摯に見つめて答えてくれるあなたがすーぱーだーりん!
・勇気のいるあのバターサンド、実は数ヵ月後にまた買っちゃったんだ。味が変わったらリマインドするね
・黄色い便箋は日々の穏やかさと初心の現れ、サクサク話したい時の部屋は愛情のキャッチボール、じっくり話す部屋は思い出を特別に仕舞う時の秘密のお部屋
・日記を書きたくなるのはアルハイゼンさんが居ない時にもあなたを想う理由の一つとして最適だと思ったから
・だからアルハイゼンさんが挟みに来てくれると「えへへ」って暫く日記を抱えてしまうんだ
・二頭の小さな家族と、あなたと私。擬似家族だとしてもあなたに温かさを与えられる今がいい
・心身のバランスを大切にしてくれて、万全じゃないのを認めてくれて。寄り添いあいを大事にさせてくれるあなたは特別で貴重なひと。
・アルハイゼンさんとお付き合いしている今も、今までの思い出も、これから増やす日々も私の宝物だよ。
・歴史が未来で意味を持つなら、今紡いでくれる幸福の理由を何度だって紐解いて何回だってリボンをかけて綺麗だなって二人で笑っていたいね
・アルハイゼンさんが私の恋人で本当に良かった。アルハイゼンさんは私の誇りで、一番笑っていて欲しい人。
・私の未来の旦那さま。誰よりも愛してるよ

突然渡されたあの日のラブレターに返事を書いたよ。百枚綴りあった私たちの暖かい日にまた一つ節目が来る時、私たちにはどんな日々が待っているのかな。
明日からもよろしくね。だぁいすき、だよ。生地だけお揃いのシミラールックもとっても楽しみ!