スレ一覧
┗1065.ラストノートがわからない(174-178/182)
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178 :
ニィロウ
2024/12/25(水) 22:34
🪷💃🏻四等分のクリスマス、ふたり
アルハイゼンさんと二人になることを選んでから二回目のクリスマス。
とは言っても私はホリデーシーズンの公演、アルハイゼンさんも仕事納めにはなかなか遠くて色々考えた結果クリスマスパーティを四日間に分けてやることにしたんだ。
美味しくて特別な夕飯をそれぞれ仕込んでその日の夕飯で出して、プレゼントとケーキとチキンは最後の日。
アルハイゼンさんが仕込んでくれたローストチキン、すっごくびっくりするくらい美味しくて中から温野菜がいっぱい出てきたのは子供みたいにはしゃいじゃったんだ。
一年と少し過ごしてきて、私たちはお互いの小さな好みを沢山交換してきたね。私の方から出した何種類かの料理から鴨肉の燻製とカプレーゼサラダもすごく喜んでくれて、同じ時間で共有した喜びとか楽しいがアルバムに増える度に胸が弾んじゃう。
秘密の関係、だけど誰より大切な人。二人で過ごす時間のあたたかさ、時には歪さを見守り合う優しい距離のとり方はアルハイゼンさんが居てくれたから出来たことなんだよ。
ありがとう、アルハイゼンさん。去年貰って嬉しかったから私からも渡したネックレス、踊り子の指先や身嗜みに独占欲を滲ませてくれたアルハイゼンさんから貰ったハンドケアセット、同じ形式のオーダーメイドの上着。
宝物だねって笑い合う今が大切。
贈り合えた愛情を、毎回奇跡って呼びたいの。大好きなあなたが私の手を取ってくれる毎日にありがとうを言わせてね。
🪷
そういえば新しく本棚に入れてくれた、巣の中にいるサッカー選手さんの日記ね、しんじゅく?で歌を歌っていた時からちらちら見ていたんだよ。えへへ。食卓を通して日常を大切にする在り方が似ているなぁって少し思っていたの。
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177 :
リオセスリ
2024/12/22(日) 01:25
🐺⛓️レガロはもうしばし
旅人の一件以来まことしやかに”メロピデ要塞の禁則事項”に拍車がかかったせいか、最近はきちんと夜更けに準じた静けさがこの時間に広がっている。
看護師長も今頃は冬のスキンケアとやらをしっかり行って夢の中。レコードの針がモノラルをなぞる、そのモノラルに乗せてカップに砂糖を溶く音を立てるのが好きだ。
静けさを邪魔する訳じゃあないんだ、少しのマナーには目を瞑って頂きたい。
本来ならヌヴィレットさんの長い髪を梳かしたり、水の上の公務に勤しんだ目元や張り続けた背筋を撫でているもんだが、今夜は書類の山に追われているらしい。あの人の「少し」はどうにもズレている。そこも魅力だが。
俺がそれなりに文化人なことも幸いしてか、まさかヌヴィレットさんと夜な夜な飾り付けたとも知られず執務室にツリーを飾ってみても存外好評で助かっている。
ちかちかと白熱灯を反射するモールとグラスビーズの透度に面影をなんとなしに思い出して、シャルロットさんに習っていたらしい写真機を細々動かして写真に収めていた横顔に焦がれた。
てっぺんに飾ったリボンと星はあんたへの思慕の証だ、ツリーを片付ける時には一番最後に渡させてくれやしないかい。───なんて、フォンテーヌの昔のヒットチャートのラブソングに当てられちまってる程度にはあんたの帰りを待ってるんだぜ。夜明けに逢いに来てくれよ、俺の可愛い龍サマ。
🐺
書類整理のつもりがメリュジーヌ達のスープ品評会でゲリラ審査員を務めて来たらしく笑った。あんたらしくて安心した。おかえり。
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176 :
八重神子
2024/12/18(水) 18:43
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆🦊⛩️寒椿と夕顔
影の反応次第で後程何かしらを記す。あんさぁそんぐと云うやつよな。
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175 :
雷電影(乱入)
2024/12/16(月) 14:55
⚡🌸後程
お邪魔しますね。
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174 :
タルタリヤ
2024/12/10(火) 01:17
🐳🏹埋まらない幅に花を植える
鍾離先生は俺と過ごすことで笑顔の種類が増えた。
前に先生からも俺には様々な笑顔があると書かれた以上、先生の笑顔の増え方だってもしかしなくても俺の影響だと思う。
蕾をそっと開いたように静かに笑う顔、友達の笑い話に上品な口を比較的大きく開いてウケる顔、照れを交えて口元がもごもごと緩むはにかみ方、目尻も眉もデレデレに下がってハグと共に渡す甘い顔。
その変化がなんとなく嬉しくていつか先生にも笑い皺が出来るのかなって聞いてみたけど、俺は変わらないぞなんてしれっと流されてしまった。分かっちゃいたけど。
代わりに俺の手や顔が皺くちゃになっても愛するぞ(尚死後の魂を貰われて全盛期の身体を岩と仙力で彫るとびきりの大罪及び契約を結んでいるものとする)なんて言われたけど、俺は俺でそこに難しい顔をしてしまった。
だって俺は好き好んで人殺しをしてしまうこともある悪党だから。女皇様に仇なす有象無象も足りない勇敢で刃向かってきた敵も当たり前のように楽しく叩きのめしてしまえる奴に、長生の褒美が天から貰えるとは思ってない。
だからこそ自分の力だけで生き抜いて足掻いて進む、幸せを自力で掴むのも楽しさに繋げているんだ。与えられた運命なんて乗りこなして当たり前だろう?
とはいえじゃあなんで鍾離先生と共犯者になる契約を結んだかと言うと、それはもっと単純な話。存外子供のように分かりやすい喜怒哀楽も出来る澄まし顔でこの先俺をどう見るのか知りたくなったから。言葉を縮めると寂しがりを放っておけなくなってしまったから。
神の心を渡してはいオシマイ。なんて、あんまりに血が通ってなくてつまらない。あの時言ってくれなかった言葉の続きを俺はいつだって引き出すつもりなんだから、本当に笑い皺が出来てしまうまで引き続き俺を見ていてくれよ。
そんな話も久しぶりに届いた友達からの近況報告の交換めいた手紙をうきうきと記しながら考えた。郵便受けを開いておくのは仕事を抜きにしても中々やる事じゃないんだよ。
───あぁもう、数時間先生の事ばかり考えて書いてたら逢いたくなった。今日も早く隣に来てよ、鍾離せんせ。
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