おや、レイシオがついに来てくれたようだ。乱入どうもありがとう、何回も見返しているよ。そういえばレイシオが日記を作ってくれたらしくてね、個人的に書いてくれているようだった。毎日読み返しているし、もう全てのページに１０回くらい目を通しているんだけど。更新されると嬉しくて、ついつい毎時間覗いてしまう。昨日、というか今日か。今日も書いていてくれてて嬉しかった、また気が向いた時に書いてくれ。

最近はすれちがってばかりだ、君と出会う前はひとりがこんなに寂しいと思ったことは無かったのに。きみが講義で家にいない時、ケーキたちを構っていても満足出来ないくらいには寂しく思ってる。なんて言ったらまた気にしてしまいそうだね、寂しいだけで苦しくないから気にしないでくれ。レイシオは、自分の経験から僕を寂しくすることに罪悪感を覚えているようだから。やさしいひとなんだ、こういうところが好きなんだけど。講義中でも、暇さえあれば顔を出してくれる。それの嬉しさと言ったら！優しいね、と言ったら『僕がしたくてしてる事だ。』と返してきそうだ。そろそろ出会って２ヶ月になるから、君がどう返答してくるか分かるようになってきたよ。毎日一緒にいても飽きないなんて、すごいと思わないか？お互い好きだからかもしれない、なんて自惚れてみる。でも思わずそう思ってしまうほど、彼が好きだと伝えてくれるから。自惚れじゃないのかもと思えてきたよ。