スレ一覧
┗1554.Heart_Beat(16-20/23)
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20 :
丸藤亮
2025/01/10(金) 09:53
十代が目覚めるのが待ち遠しい。
…
最近、俺のせいで随分と夜更かしさせてしまっている。
疲労も溜まっているだろうに俺に付き合ってくれるのでつい甘えてしまう。
眠ることは好きだが、それ以上に十代との時間が好きだ。
無理をさせてしまってすまない。
生活に支障は出ていないだろうか。
このところ俺は随分と我儘になってしまったようだ。
…
duel links
イベントで十代とタッグデュエルが出来る。
俺のサイバーエンド達も喜んでいる。
お前との共闘は心が躍る。
だがお前のそのスキルは…少しチートが過ぎるのではないか。
お前が言うなと言われそうではあるが。
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19 :
丸藤亮
2025/01/06(月) 10:57
クリスマスプレゼントに十代にリングを貰った。
正月に十代にリングを貸したら捨てられそうになった。
どういう事だ。
お前には二度と貸さん。
…
俺は十代が喜ぶのであれば何であれしたいと思う。
振り返ってみれば、お前がそれでいいならば俺もそれでいい、とよく言っていた。
だが十代にはそれが俺を窮屈にさせていると感じたようだ。
俺の願いは十代が俺の隣で安心して過ごしてくれること、本当にそれだけだった。
なので俺の望んでいることがわからない、教えてくれないと言われた時に本気で驚いてしまった。
隣に居てくれと常々懇願していたので、それで伝わっていると思い込んでいた。
居ればいいだけなのかと問われた時、肝心なことは何も伝わっていなかったのだと反省した。
最近は、俺自身はどう思っているのかとよく聞いてくれるようになった。
このようなところでも俺は十代に甘えっぱなしだ。
促されずとも自分で伝えられるよう意識せねばならないな。
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18 :
丸藤亮
2025/01/04(土) 18:11
俺はそのような場合、受け入れる側ではある。
そのような夢を見ることもあるし、求められたいと思う。
痛みも快感も全て与えられたい。
そう思っていても、十代を前にするとその体を食い荒らしたい衝動が耐えきれない。
その身に俺を刻み込みたい。
その血肉を体内に取り込み己の糧としたい。
十代が俺の衝動を受け入れるのがいけない。
傷ひとつなかった十代の体にうっすらと残る俺の歯形が劣情を煽って止まない。
十代が欲しい。
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17 :
丸藤亮
2025/01/02(木) 11:16
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16 :
丸藤亮
2024/12/31(火) 23:18
食事という行為がとても苦手だ。
口に入れ、咀嚼し、味わい、飲み込む。
一連の動作の中に俺の苦手なものが詰め込まれている。
幼い頃から食べるのは下手だったように思う。
まず口元が汚れるのが嫌だ。
口に入れたとしても固いものは噛みづらいし、柔らかすぎるものや滑りの多いものは口の中で滑って気持ち悪い。
味については…友人たちに呆れられるほど選り好みが激しい、ほぼ全ての食材についてまるで粗探しをするように苦手な理由を思い浮かべてしまう。
口に入れても味を感じる前に飲み込もうとしてしまうので、大きな塊は咀嚼できず飲み込めない。
それを避けるために食べ物を細かくすると食事に時間が掛かる上に、不味そうに食べているように見えるらしい。
両親は俺の食事について理解があったように思うが、小学校の給食は酷いものだった。
掃除の時間も昼休みも使って完食するよう強いられたし、好き嫌いも許されなかった。
苦手なものや多すぎる量を無理やり腹に詰め込む作業は苦痛だった。
唯一、コッペパンだけは手で好きな大きさに千切れ、食べ切れなければ持って帰れたので、安心して食べられた記憶がある。
そのせいか、今でも何も入っていないシンプルなパンであれば食べる気になるので主食になっている。
人はパンのみにて生くるにあらずというが、俺にはパンしかない。
…
冷蔵庫を開けた十代の顔色がはっきり変わったのを見て思わず目を逸らしてしまった。
そこそこの容量がある冷蔵庫の中には、水とゼリー飲料しかない。
何を食って生きているのかと叫ぶ十代にとても居心地の悪い思いをした。
パンと、ゼリーと、水、ときどき卵。
足りないものはサプリメントで補えば生命と肉体の維持に問題はない。
だが食べるのが大好きな十代には信じられないようだった。
俺に食事を取らせると息巻く十代は、聞けば、旅先では自炊もするという。
つい興味を持って、自分が作ったものなら食べるのかと問う十代に頷いてしまった。
…
俺が風邪を引いてしまったので、十代が予定を変更してポトフを作ってくれた。
元々はシチューにする気だったらしい。
野菜の青臭さがあまり得意ではないので葉物よりはまだ根菜の方が食べやすいのだが、それでも野菜自体あまり得意ではない。
目の前に出された器の中身は柔らかく湯気を立てていて、彩りも良く、とても食欲を唆るものなのだろう、本来は。
十代が作ったものは食べると決めた。
だがいざ目の前にすると、その一口を口に運ぶのはとても勇気が要った。
好き嫌いではなく、もしも食べられなかった時に十代がどのような顔をするだろうかと思うと、とても恐ろしかったのだ。
はたしてそれは無事に喉を通った。
コンソメで味をつけたと言っていたが、野菜の臭みや硬さがなくとても食べやすかった。
とはいえその時俺はあまりに緊張していて味を感じることが出来ていなかったようだ。
スプーンで一口大に割れるほど柔らかく煮込まれていたのも良かった。
食べやすい大きさに調整することが出来た。
だが少し時間を掛けすぎてしまったらしい。
無理をして食べているように思わせてしまったかもしれない。
ゆっくりでいいと言われて食べ切る事ができた時、安心と共に今まで感じることが出来なかった味が漸く伝わってきた。
俺はこの料理と味を忘れないだろうと思う。
本当に、初めて心から美味しいと感じた。
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