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1649.dowód
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49 :
オクジー
2025/05/19(月) 04:33
2025/05/12
あんなことを日記に書いておきながら自分が倒れてたなんて…。正直全然笑えない状況だった。笑い話にしてしまいたい。感染症だと思うけど、いつどこでもらったものなのか。あまりに唐突すぎて最初は自分が具合悪いのが信じられなかった。週末はあの人と過ごせる貴重な時間だったのに。俺が体調崩してるせいでろくに動けない。土日で治しきれずにバイトも代わってもらって講義も欠席。休み明けてからのしわ寄せが怖い。
…そのかわりというか、不幸中の幸いというか。あの人を病院に連れて行けた。そうだ、そもそも俺はあの人が風邪気味なのを心配していたんだ。
病院嫌いのあの人は、まず一人で行くことはない。でもかかりつけ医の開いている時間帯はお互い学校や仕事があって俺が連れて行くこともできない。心配することしかできないのが歯痒かった。
ところが急きょ俺の予定が空いたのだ。予定が空いたというか寝込んでただけなんだけど。咳の続くあの人を説得して、午後の病院を予約させることに成功した。時間になったら病院前まで送迎して逃げ場をなくすこともできた。あの人はしぶしぶ重い腰を上げて受診してくれた。
運命じゃないかと思った。大袈裟かもしれない。でもなんか、ここで俺が体調崩して休まなければ、あの人はずっと病院に行かずにもっと悪化させてた。その境界が今日だったんじゃないか。…自分が体調を崩してしまったのを都合良く考えたいだけだろうか。
こんな風に運命を感じることが、あの人に関しては時々ある。何が起きても、きっと世界はあの人のために回っている。…理屈も何もない。ただ俺がそうあってほしいってだけの夢想だ。あの人が世界にとって特別な人で、あの人の周りで起こるすべての事柄は、良い事も悪い事も最終的にあの人が生きる助けになっていてほしい。
貰った薬を「量が多くないか?」と文句を言いながら飲んでいるあの人を見て、そんなことを考える。薬を飲むの苦手なんですよね。錠剤が大きいと飲み込むときにえずきそうになるのが可哀想だけどちょっと可愛い。これで長引いた風邪もきっとよくなるだろう。神様、あの人を救ってくれてありがとうございます。
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