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折針入れ
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992 :
鶴_丸_国_永(刀_剣_乱_舞)
2018/07/25(水) 02:50
意味のないことばは呼吸のため。
意味のある言葉は噛み砕くため。
いや、そこはかとなく嘯き散らすだけだから心無い意味のない言葉を不意に誰かに渡して大義に受け止めさせて飲ませる真似はしないんだがな。それはともあれ。
与える言葉は則ち相手との接点、自分でも反芻しなければならない。相手の受取りように沿って言葉は意味を変えていく。他人に触れて初めて(主観にも)意味を持つ言葉もあり、他人に触れさせて初めて一般の解釈を知るときも、繋いだ相手の解釈の色を知って初めて己の感触の薄さを知ったならその熱を持ち帰って触れられる程度にまでこなれるほどに触れなければならない。
それを以て己を変えすぎてもいけない。直感であろうと五の玉だけは合えば大差はないと適当にはじいた算盤の結果も己の見た道考えた道、これからはどうにもはずれようがないのだからまずは自分で基盤を耕し整えること。
頑なすぎてもいけない。聞こえなくなる。何もかも。
意見があってもいけない。突発的に浮かんだそれはしゃっくりのようなもので、まずは飲み込んで今を見ること。揺れる道は蹴躓く。それは後でだ。
静かに透明に淑やかに、丁寧に。
静寂を利き平らに並べた地面の隆起をなぞりひとつひとつとあぶくのように浮くびいだまの転がる余地もなく抓みねぶり含んで味わっていくような。うだる夜に相応しく、指先に変えるまるい固さより可動を狭く、息を潜め、閉じた目の目前に緊張の線を引いて引き伸ばし、生きることを忘れたかの埋もれようにて安穏を得るような。
殴り書き。
息も整った。続きでもまた。
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