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┗折針入れ(882-891/1000)
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検|書
891 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:35
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890 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:35
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889 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:34
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888 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:34
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887 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:33
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885 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:32
君が喜ぶかと思って沢山の事を伝えてきた。
でも、相手に喜んで欲しいと願うのは僕の勝手な我儘で、なにも要らないと言う君には只のお節介だった。
欲しがるものを選んで更に針に糸を通すかのように細心の注意を払って、顔色をうかがいながら好機を掴んでいたら薔薇の盛りが過ぎてしまう。
相手の喜ぶ事を選べなかった僕の度量が足りなかったね。何をされても徹底的に真っ直ぐに愛し抜けるような選りすぐりの妙妙たる、この人は本当にいきものなのかな、仏様じゃないのかなと思う程の…若しくはそれよりももっと君を大好きで君の全部を許して、手を握れなくても隣に寄り添えなくても君が何処を見て居ても、射幸心ではなくて「無償の」愛情で、本物に磨き抜かれた、さらには目が鋭い君が信用出来る程の立派で大きくて温かくて強くて上質で本物で器用で機微が悟れて体力が底なしでいつも笑ってて匙加減が上手に悲しみや寂しさなどのほんの少しの愛らしい人間味と君だけに見せるような特別な顔を持って居て、技術が確実で出陣よりも君を大切にして絶対に寂しがらせない永劫の相手が似合いだ。
とてもじゃないけど僕はそんな見上げた存在にはなれなかったよ。ごめんね、それこそ死んでしまう。
君ほど恋愛も肉体も数をこなしていないし、それでも不得手を許して貰えないのなら分かったような顔を為るべきだっただろうけれど。分かったような顔も通用はしたけれど僕は自分を偽物で固めるよりも本物で満たしていたい、けれどそれは僕の我儘であって君を優先するならそう思うことすら許されなかったのも分かって居た。辛かったよ。
他の男の名残を残したセックスがどれだけ相手を傷付けるか知って居るかい?君はそうして、他とも関わってきたという証拠として見せたかったし被害者面をしたかったのだろうけれど、他の男にそうして直ぐに影響されて。特別で甘ったるくて二振きりの大切な時間に、素の儘の君だと感情をほどいた奥に塗り付けられてしまった君を見せられたら。怒りよりも、悲しみよりも、無力感を覚える。僕が弱かったんだろうね、春画や物語にあるように性欲に任せて盲目的にぐちゃぐちゃに抱き溶かしてやれば好かったかな。あはは、でもそうして執着を見せる程に僕は強くないなあ。
何よりも、僕と一緒に居てはかたくなに自分を守って居られた君が他の誰かに乱暴されたらあっさりそうして影響されちゃうんだもの。嫌にもなる。
どうしてこんなに馬鹿にされなきゃならないんだろうと思うたび、でも君が少しでも気を抜いて過ごせたら良いなとか。
どうしてこんなに頑張らなきゃならないんだろうと思うたび、でも君にはたっぷりの愛情が必要なんだろうなとか。
どうしてこんなに辛い思いをしなきゃならないんだろうと思うたび、でも辛いと思うのは僕の弱さなんだろうとか。
自分で終わらせてしまえばそれこそ綺麗に終わって、前々から色んな刀に言われる通りに渡り鳥のように。僕は直ぐに飛び立てただろうね。
なんでそうしなかったんだろう。ああ、別れてもまだ相手を好きだって教えて呉れた君に憧れてそう愛してみたかったのかな。多分そう。
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884 :
燭_台_切_光_忠(刀_剣_乱_舞)
2017/01/14(土) 18:12
渡り鳥だと喩えられた過去がどれだけ自分の中でひずんでいたかを此の頃尚更思い出す。
まぁ、自分の歪みとして残していたのも勝手に傷付いて覚えて居たのも僕の自由だったんだけどさ。気付かないなら仕方ない。
過去分としてこれまで貯めて来た手記を見直したらね、自分でも呆れかえっちゃう位に作り笑いで塗り固められて笑うしかなかったんだよ。
大丈夫大丈夫と繰り返しながら、彼でも誰へでもない一般論だとか時には自分を奮い立たせるように並べ立てた言葉で、自分を見直したり大事にしたり許したりする前にずっと彼の事ばかりを考えて従事して、そりゃもう可哀想なくらいに自分が足踏みして。
前に進めない事に焦る自分をしかりつけて立ち上がった。前ってどっちだっけ、そもそも前に進まなくて良いと言っている彼と一緒に居る僕が何処へ行こうと為て居たのかな?おかしいね。なんて。
なんで僕は焦ったんだろう。焦りなんて関係無いよね、そもそも彼が焦りもしなければ愛してもくれなくて、愛し方が分からないとか愛が欲しかったと繰り返すばかりで僕を見て呉れないんだもん。そしたら僕は自分が悲しんで立ち止まっている暇なんてないよね、だってそしたら彼が死んじゃうかもしれないんだもの。
彼が欲しいなら僕はどうするべきか?なんて考えなくても明確なこと。自分よりも彼を大切に為ること。打刀よりも太刀は生存が高く出来て居るから出来るよね。大丈夫だよ、僕だから。大丈夫だよ、僕だから。僕だからって根拠が何処から来るかって?あはは、それは問わないのが正解だよ。
だって世の中そうやって理屈で固める以外の答えがあるんでしょう?「あくまで慰める意味ではなくて君が好きだから抱締めるんだよ」と自分の好意を伝えるのにそう僕が言葉にしたら、「そんな事しか言えないのか」って言ったじゃない。気持ちがどこにあるかよりもずっと、僕がどう思って居るかよりも君はただ自分が良ければ、気持ち良ければ、安心すれば良かっただけ。
日を掛けて伝えきったら。枯れちゃった。
そうだね。君は、生き物を育てる力を持っていなかった。
そりゃ僕だって枯れるよ。簡単な事だ、僕も知らなかったなあ。
あれから暫く経つけれど、久し振りに外に出たら。
久し振りに会った別の審神者は「相変わらず冷たい綺麗な目をしている」と安堵したように言う。
久し振りに会った別の長_谷_部君は「何処を見て居るかも分からない、遠くを見詰める透明な目が好きだ」と僕を誉めて呉れる。
誉めて貰うのなんて久し振りで嬉しかったよ。それからね、僕はなんにも変ってなかった。
何もかもをかなぐり棄てて僕にはもうなんにも残って居ない。取り戻す気力も無い。
死に装束でただぼんやりと外を眺めて居るだけで、それでも。誰かも分からない相手に、それでも、此の立ち居振る舞いのつめたさが好きだと喜ばれる。
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883 :
今ヶ瀬渉(窮鼠)
2017/01/13(金) 19:31
なんで他の女に油売ってるんだー、俺の愛が分からないのかーって怒ると思いました?
それで勢いの儘俺に獣のように貪られるのはさぞかし理想的で無駄な思考を働かせなくて良くて貴方を満足させるでしょうね。寝っ転がっているだけで存分に怒りに任せたと見せかけた執着と恋慕と愛情をむせ返るほど浴びせられる。分かり易い程ご丁寧なの情熱で説明過多な程に安心する。
大人びた顔をしてすまして冷めた顔で居ますけどそれってかなりの駄々っ子だって分かってます?
俺は種馬じゃないんですよ。馬鹿馬鹿しい。
まあ。とは言え黙って居られるほど俺も成熟はしていないんですが。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる。
流れ弾にお気をつけて。貴方には其れが似合いです。
一応人間らしいことを言うなら、普通そういう時は怒りよりも悲しみが先立つものですよ。悲しみは安全な場所でようやく開けることが出来るもの。
腹の底が分からないのはお互い様という事です。俺が怒る事が望みならそうすべきだったかも知れない。
それで?糠に釘、とんだ骨折りだと分かった上で更に尚俺が貴方をまだそれを上回るほどに愛してずっと語りかけるべきで。それで何時までもいられるとでも?
何を期待したんです。ねえ、先輩。
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882 :
モルジアナ
2017/01/06(金) 08:06
奴隷が自我を自覚して個体としての感情を理解するのはそう簡単なことではない。
日頃から抑圧されて漸く手を付けても良いと許されたとしても、許されたという他者からの施しの中で与えられた安寧だと理解しているから。それくらいなら期待をせずに終わらせてやり過ごそうとするのが普通。生半可な夢を見ての絶望を繰り返すのはそれこそ心が保たないというのを理解しているから。主語主体が異なれどそうして幾度も弄ばれるのを繰り返して体が覚えているから。
一般的に言われる心の傷だとかトラウマだとかいうものに分類されるのだろうけれど傷を傷として認知するのは第三者的な目からであって割いた生き物の肉の内側のように密でぬったりしたものが私の中に等しく詰まっているものだと自覚した上でどっぷり今の胸のうちの蠢き方を主体的に見つめるとするなら客観的な見え方としての言葉は嵌らない。
与えられた餌には喜ばなければならないし、
と。続きはまた後で。
何処かにしっくりくる所があったのかもしれない。ぽんと思考が飛んだ。
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