林檎畑の開拓者日記

22 :デュナン＆ニケ（アップル・シード）
2011/02/23(水)　19：37

ニ…ニケ参長……っ!?　どうしてここに…？

#そんなに緊張しないでちょうだい、デュナン。私が来たのは総監から君への質問を預かって来たからなの。それに答えて欲しいだけ…──すぐ済むわ。

質問、ですか？　判りました。アテナ総監の期待に応えられる様な返答であるかどうかは判りませんが、出来る範囲で回答させて頂きます。

#よろしい、では単刀直入に訊くわよ。君はラインハルト・フォン・ローエングラム卿なる人物をご存知かしら？

ライン…ハルト……！　えぇ、知ってるわ。去年の秋頃だったかしら、一度だけ彼の世界をベースにした設定合わせで話した事があるの。確か…その世界観でのこちら側の基本設定は『オリュンポス関連はフェザーンに本社がある警備保障会社で、自分はそこに所属するＳＳの一人』という設定でした。
で、軍部へと登用される予定のマリーンドルフ家の令嬢の護衛として帝国に招致された…──という事で話を進めていったんです。

#ふふっ、我々オリュンポスはその世界では『企業』と言うわけね。ヒトに対してサービスを提供する、と言う点ではある意味同じかも知れないわ。で…どうだったの？

──…緊張しなかった、と言ったら嘘にはなりますがあの方と一度だけとはいえ会話が出来て良かったと思っています。
他には…何か？

#いいえ、総監からの質問はこれだけよ。協力ありがとう、感謝するわ。満足の行く回答も得られた事だし、私は行政院に戻って今の次第を報告します…いいですね？

あ…はい。

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